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玉川徹氏 自民党の裏金アンケートに「統一教会との関係にしても、物凄く中途半端な調査なんです」

[ 2024年2月7日 12:51 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が7日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演。自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて5日に開始した党所属の全国会議員を対象にしたアンケートについて言及した。

質問事項は、派閥の政治資金パーティーに関し、政治資金収支報告書の収入について過去5年間の記載漏れの有無金額を尋ねる2点のみ。A4用紙1枚のみで、記載が漏れた経緯や理由、金の使途などは尋ねておらず、自由記述欄もない。

岸田文雄首相は衆院予算委員会で「来週早々に取りまとめる」と説明。2日に開始した、森山裕総務会長、小渕優子選対委員長ら党執行部による、収支報告書に不記載があった議員への聞き取り調査と合わせて「党としても必要な説明責任を果たしていきたい」と述べている。一方、野党は「ただのアリバイ作り」と批判している。

玉川氏は「私がもし自民党だったら、こういうことを続けていると自民党のためにならないと思うんですけれどね。例えば、このような2問だけのアンケート、(政治ジャーナリストの)田崎さんはこの後があるんだって言うけど、この後があるんだって受け取る人なんてほとんどいないと思う。つまりイメージが悪いですよ、これ(アンケート)は。こんなものなんですかってツッコまれるようなことをなんでわざわざしているんですかっていうのを僕は凄く思う」と話した。

さらに、番組では、これまでさまざまな企業の不祥事を取り上げてきたとし、「その時の危機管理の要諦は、あったことは全部明らかにする、そこからしか再生できないんだというのが鉄則。こういう(自民党の)態度を見ていると、統一教会との関係にしても、物凄く中途半端な調査なんです。結局、これだけ時間がたって出てきちゃう。出てきた時って最悪なんですよ。あの時点で全部明らかにしていた方がまだダメージが小さいのに、後で実は盛山文科大臣はこうでしたって出てくるのは最悪なんですよ。企業は絶対に今はそういうことをやらないようにしている」と指摘。「それを今、自民党はやっている。もしかすると、小さく見せればイメージダウンが小さくて済むとまだ思ってんじゃないかと思うんですよ、自民党の中心部は」と自身の考えを述べた。

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