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安部敏樹氏 自民の裏金アンケート「ヤバくないですか...なんで『なかった』が先にきているんですかね」

[ 2024年2月7日 11:17 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

社会起業家の安部敏樹氏(36)が7日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演。自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて5日に開始した党所属の全国会議員を対象にしたアンケートについて言及した。

質問事項は、派閥の政治資金パーティーに関し、政治資金収支報告書の収入について過去5年間の記載漏れの有無金額を尋ねる2点のみ。A4用紙1枚のみで、記載が漏れた経緯や理由、金の使途などは尋ねておらず、自由記述欄もない。

岸田文雄首相は衆院予算委員会で「来週早々に取りまとめる」と説明。2日に開始した、森山裕総務会長、小渕優子選対委員長ら党執行部による、収支報告書に不記載があった議員への聞き取り調査と合わせて「党としても必要な説明責任を果たしていきたい」と述べている。一方、野党は「ただのアリバイ作り」と批判している。

安部氏は「このアンケート、ヤバくないですか。(不記載の)解答欄に『なかった』『あった』って。なんで『なかった』が先にきているんですかね。普通に考えたら『あった』『なかった』の順だと思う。小学生みたいですよね、『なかった』『あった』に〇をつけてくださいって。さらに、いつあったかだけ書いてください。その詳細は書かなくていいですって、そんなアンケートありますかっていうのも意味不明」と指摘。

そして、「盛山文科相の話もありますけれども、旧統一教会の(関係を答える)アンケートで、本当はあったのにないと書きました。ないとウソ書いた人が文科相になれます。あったことが発覚して、実はありましたと。ありましたけど、更迭もされずに首相に擁護してもらいます。これも意味不明ですよね」と言い、「こうなるとアンケートは基本的にウソをついて、ないことにしておいた方が得をするということが今、自民党が旧統一教会の話でやり続けている。そんな中、こんなアンケートだったらウソつきますよねって僕は思ってしまう」と自身の見解を述べた。

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