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【王将戦】菅井竜也八段 カド番でも心の余裕失わず「今回はうまく集中できるように」

[ 2024年2月7日 04:50 ]

会場入りする菅井八段(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

菅井竜也八段(31)が藤井聡太王将(21)=8冠=に挑戦する第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第4局の対局場検分が6日、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われた。その後、両者は前夜祭に出席。ここまで3勝0敗の藤井が4連勝して3連覇し、大山康晴15世名人を抜く単独1位、タイトル戦20連覇を果たすのか、菅井が7番勝負初勝利か。きょう7日午前9時、藤井の先手で対局が始まる。

岡山市在住の菅井は首都圏の大雪情報を得るやいなや機転を利かせ、1日早い5日に東京入り。この日は予定の1時間前に会場近くのJR南武線西国立駅に到着した。「30分ほど散策しました。将棋のことを少し考えながら」。小学生の雪合戦を横目に、住宅街の小道を悠然と歩く。時間に追われる行程を強いられた藤井とは対照的に、対局場検分には20分ほど前に現れて相手を待ち受けた。

「(前局までは)凄く簡単なミスが続いた。今回はうまく集中できるようにと思います」。1手どころか10手先を読むような行動だ。シリーズはカド番に追い込まれているが、心の余裕は失われていない。

三間飛車を連投後は向かい飛車。後手番の今局はどこに飛車を振るのか。「自分らしい、いい将棋を指したいですね」と、追い込まれた立場とは思えない柔和な表情を浮かべていた。

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