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布袋寅泰 東京パラリンピック出演「正直言って迷った」も決断後は迷いなし 作曲は「楽しかったし大変」

[ 2022年2月10日 14:34 ]

布袋寅泰
Photo By スポニチ

ギタリストで歌手の布袋寅泰(60)が10日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。昨夏行われた東京パラリンピック開会式への参加を振り返った。

東京パラの開会式では光るデコトラに乗って、自作した米映画「キル・ビル」のテーマソングなどを演奏。全盲の田川ヒロアキ、手足にまひがある川崎昭仁の2人のギタリストらとコラボレーションして熱い演奏を繰り広げ、話題を集めた。

司会の黒柳徹子からオファーがあった時の心境を聞かれると、布袋は昨年3月にオファーがあったとし、「僕はそのときロンドンにいて、ロンドンは非常に厳しいロックダウン中で、家から一歩も出られない状態だったんですね。お話をいただいたときにまずは日本に帰れるんだろうかっていうことと、コロナの初期の頃は皆さん心配でストレスもあって、オリンピックもパラリンピックもやるべきかどうかって言うお話もあるぐらいだから、はじめ正直言って迷ったんですね。引き受けるべきか」と明かした。

だが「でもやっぱり音楽でがんばってる皆さんを応援するっていうのはミュージシャンの冥利につきることですから、参加を決めてからは心迷うことはなかったですけど」と布袋。96年のアトランタ五輪の閉会式にもパフォーマンスを披露していたが、「こちらはイギリスの作曲家の方からオファーがあってアトランタに飛んだんですけど、まさかだからオリンピックの閉会式の後、パラリンピックの開会式を経験できるなんて夢のようです」と笑顔を見せた。

実際に演奏してみてどうだったかとの問いには、「僕はお話来た時に、僕がパフォーマンスするというお話ではあったけど、演出に沿った曲を作曲するというオファーもあったんですね」とパフォーマンス「片翼の小さな飛行機」の為に「TSUBASA」を作曲し、「ミュージシャンとしてはやりがいのある仕事でしたし、実際自分がパフォーマーとして出るというよりも、ストーリーをいかに音楽で表現するかというところが、楽しかったですし大変でした」と振り返った。

英ロンドン在住だが、昨夏のパラリンピック以降は日本滞在を続けている。ロンドンにいる妻の今井美樹や20歳の娘のパラリンピックの反応はどうだったかと聞かれると、「美樹さんも娘もカッコ良かったと。素晴らしかったと。パラリンピックも紅白もこの時代は本当に世界中で見られますからね。終わったらすぐに連絡が来ました」と笑顔で語った。

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