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尾木ママ フィギュア女子・ワリエワの禁止薬物疑惑報道に「検体を採取してチェックした段階で事前に」

[ 2022年2月10日 09:38 ]

教育評論家の尾木直樹氏
Photo By スポニチ

"尾木ママ"こと教育評論家の尾木直樹氏(75)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。北京冬季五輪でフィギュアスケート団体のメダル授与式が急きょ中止された問題で、ロシアの有力紙コメルサント(電子版)が9日に複数の消息筋の話として、金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)がドーピング検査で陽性反応を示したためと報じたことについて言及した。

尾木氏は「本当に不可解っていうかね、15歳ですから自己管理してるわけなくて、ドクターのチームの責任というのも大きいと思う。これまでも疑惑のあった国ですから、そこのところは慣れていて習熟してると思ったんですけど、本当にフィギュアのこんなところで出て来るっていうのは非常に分かりませんね」と指摘。そして「もっと早くにちゃんと"出たから気を付けなさい"とか、なんでこの検体を採取してチェックした段階で事前に言って、気持ちがいい競技ができるように配慮してくれないのかっていうのも極めて残念ですね」と自身の思いを述べた。

ロシアメディアは、検出された物質は血管拡張作用のあるトリメタジジンで、検体は昨年12月に採取されたものだと報道。ロシア紙RBK(電子版)は、検出されたトリメタジジンは少量だと報じた。トリメタジジンは心臓の病気の治療などに使われる。

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