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小倉智昭さんの最期 妻の手を握り返し...愛犬に顔をなめられ天国へ 笠井信輔アナ明かす

[ 2024年12月10日 10:52 ]

小倉智昭さん
Photo By スポニチ

フリーアナウンサーの笠井信輔(61)が10日、フジテレビ「めざまし8」(月〜金曜前8・00)に生出演。フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」で長年共演した小倉智昭さんの訃報に触れ、亡くなる直前の様子を明かした。

小倉さんは2016年に膀胱(ぼうこう)がんを公表し、肺にも転移するなど長く闘病生活を続けてきた。今年11月23日に放送されたフジテレビ「小倉ベース」に出演。都内の自宅でEXILEのHIROらとトークを展開。元気な姿を見せていた。その後、不調を訴え、千葉県柏市内の病院に入院。体調が急変し、9日に息を引き取った。77歳だった。

笠井は、「今朝、奥様のさゆりさんとお話をしたんですけれども、膀胱から肺、腎臓、最後に骨盤、腰椎、そして、12月4日に髄膜に転移していることが分かって。首の方、もう脳の近くなので、先生から"これ以上治療法がありません。もう無理です"って」と語った。

そして小倉さんの妻は、「全部自分のことを知りたがっているから」と、全身の転移で万策が尽きたことを本人に伝えたという。その後は、自宅へ戻り、マネジャー、妻、緩和ケアスタッフの3人が24時間体制で介護。夫婦が2人きりになることはなかったが、たまたまマネジャーが席を立ったそのとき、小倉さんの口が動かなくなった。妻が「智ちゃん、智ちゃん、大丈夫?」と手を握ると、小倉さんは一瞬ぎゅっと握り返したが、スーッと力が抜けていった。

「"その9日の15時8分は、私と小倉さんと2人だけだったんです。そうして小倉さんは亡くなっていきました"という話を聞いて、小倉さん良かったなと思いました。奥様とそういう時間を最後に過ごすことができて」と笠井。最期、小倉さんが溺愛していた愛犬がペロペロと顔をなめていたことも伝えた。

「小倉さん、家に戻れて良かったなって本当に思いますし、我々ここにいるスタジオの全員が、感謝しかありません。本当に小倉さん、ありがとうございました」と頭を下げた。

小倉さんは1999年4月からスタートした「とくダネ!」に22年にわたってメーンキャスターとして出演し、当時フジテレビのアナウンサーだった笠井と共演していた。笠井は56歳でフジテレビを退社、小倉さんが所属する芸能事務所入りし、フリーアナに転身したが、わずか2カ月後に悪性リンパ腫が見つかり、闘病生活を送った。病気は"古巣"の「とくダネ!」で発表。小倉さんが膀胱(ぼうこう)がんを公表し、この時、視聴者に分かりやすく、細かく病状を公表したことで、病気の情報への需要を感じて笠井も小倉さんのやり方を見習ったという。

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