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中尾彬さん 最愛の妻・池波志乃へのメッセージを残していた「近頃はカミさんがいなくても...」スタジオ感動

[ 2024年12月17日 21:48 ]

池波志乃(左)と中尾彬さん
Photo By スポニチ

女優の池波志乃(69)が17日放送のフジテレビ「星になったスターたち」(後7・00)に出演。5月16日に心不全で亡くなった夫で俳優の中尾彬さん(享年81)からのメッセージが紹介され、感極まる場面があった。

番組が関係者の取材を進める中で、中尾さんが生前に池波に向けた音声メッセージが見つかり、そのメッセージが紹介された。「カミさんへ 中尾彬」で始まったメッセージ。中尾さんの渋い声がスタジオに響き渡った。

「結婚してから何年かたつと、夫婦って空気みたいな間柄なんて言う人もいますが、私はそれは間違いだと思います。まして我が家は、13歳も年の離れた夫婦です。私が威張るのは当然でした。志乃は黙って後からついてきた気がしますが、実はそれは大間違いだったのです。知らず知らず我が家は志乃中心に、つまりカミさんを中心に動いていたのです」

「結婚前の私の借金や諸々の問題を一人で片づけてくれました。朝、私より早い仕事の時、きちんと朝食を作ってロケに出発したり、仕事で帰宅が遅くなってもメイキャップのまま夜食を作り、2人でお疲れさまと言って、一杯やれたのも志乃がいたからできたことです。つまり、夫婦とは志を同じくした同志なのです。決して空気ではありません」

「でも、頑張りすぎて、まず志乃が倒れました。倒れながらも母親を看病する姿を見て、私は我が家の主は志乃なんだと思いました。私が初めて病気で倒れた時、看病する志乃はテキパキとし、堂々としておりました。見えないところで泣いていたのかもしれませんが。とにかく、病院の先生方の力と志乃の与えてくれた安心が私を元気にしてくれました。治ったら治ったでわがままになる私を、志乃は母親そっくりの顔で見守ってくれています。近頃はカミさんがいなくても、カミさんにおはよう、カミさんにおやすみ、カミさんにお疲れさまとつぶやいている私です。亭主より」

メッセージを聞いた池波は「まずいですね」「いやいやいやいや...これは危ないですね」と涙を必死にこらえた。少し涙声で「肺を3分の2取っちゃった声じゃないですよね」と語り、MCの上沼恵美子、香取慎吾に「褒めてやってください」と気丈に振る舞った。中尾さんからの愛のあふれるメッセージに「どこから持ってきたんですかね」と最後まで動揺を隠せなかった。

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