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谷口キヨコが送る自問自答の日々 知りたい暮らし方はキラキラの延長戦じゃなくて

[ 2024年12月17日 16:08 ]

そんな私を同居してる銀次郎くんが心配そうにのぞきこむ。お母さんところの白いハチワレ桃太郎くんに比べて映えませんが、いいやつなんですよ...
Photo By 提供写真

【谷口キヨコのごきげん!?SOLOライフ】おんな一人、これからの人生のお手本を探してる件。いろいろなところで「お手本になる方、どなたかいないかな〜」と、ひそかに探していたけれど...(このコラムがなぜかヤフトピにもなった 苦笑)。やっぱりなかなかしっくりくる方がいらっしゃらない。

憧れるようなすてきな暮らしをしてる方はいはるのだけれど、そんな特別にキラキラしたステキライフを目指してるわけではなく、じゃあ私は一体どうしたいのだろうと自問自答する日々。相変わらず、前が見えないまま手探りで歩くような毎日を送っている。

もちろん、日常がつらすぎてとか不安でたまらない、ということはない。でも本音を言えば、少ししんどいし、少し不安だ。母が亡くなったらほんまに一人やなぁとか、ネコも大病してるし最後のお世話は大変やし、それでも死ぬときがくるしつらいなぁとか、仕事もいつまでできるか分からない、とか。

似た不安は同世代の誰にでもある不安やと思うから仕方ないんやけど、だから平気だというわけもなく...。だって、未来に対する不安材料はてんこもりでも、明るい未来の方は見えないんだもん。私の未来を照らすがごとく、ご機嫌に自分の人生を歩いている先輩が見当たらないのだ...。

メディアで紹介されるような、若い頃の経歴が特別にキラキラした人が50代以降もこんなに輝いてますよ〜の事例は、ある意味「無意味」だ。だって、その人にはもともと輝かしいキャリアがあるから。そんなんキラキラの延長戦やん。

私らそんなんちゃうもん。そうではなく、なんやったらメディアで紹介してもつまらないくらい平凡な人生を生きてきて、でも人生の後半生をご機嫌に暮らしてる人の考え方・暮らし方を私は知りたい。

その中に、これから自分なりに『ご機嫌』に暮らす極意があるような気がする。(まだ続く)。

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