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大リーグ公式サイト「MLB.com」 「1球速報」支える記録通信員

[ 2021年11月4日 05:30 ]

ワールドシリーズで記録通信員を務めたハンク・ウィドマー氏(右)(撮影・奥田秀樹通信員)
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【Wシリーズ舞台裏】大リーグの試合は、公式サイト「MLB.com」で1球ごとに経過を知ることができる。公式記録員とともに、スタッツ・ストリンガー(記録通信員)がいるからだ。

ハンク・ウィドマー氏(62)は、大リーグ機構(MLB)が記録部門を創設した01年のメンバーの一人。わずか3人でスタートした。「それ以前は各球団が雇った公式記録員が結果を郵送やファクスでMLBに送っていた」。マイナーリーグや国外の試合もカバーするため、現在の同部門は28人まで増えた。その他にウィドマー氏が30球団分の記録通信員を採用し、普段は自宅で彼らの仕事ぶりをチェック。ビジネスチャット「スラック」を利用して連絡を取り合う。

ワールドシリーズでは自ら球場に現れ、通信員を担当。「言うまでもなく、野球は他のどのスポーツよりも記録が重要」。今季最後の1球を見届け、誇らしげに語った。(奥田秀樹通信員)=終わり=

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