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阪神・近本のCS復帰へGOサイン 矢野監督「十分に1戦目のスタメンには使える準備はできた」

[ 2021年11月4日 17:01 ]

練習試合 阪神7―5大和高田クラブ ( 2021年11月4日 甲子園 )

<練習試合 阪神・大和高田クラブ>8回無死満塁、熊谷の2点適時打で三塁に向かう二走・近本(撮影・坂田 高浩)
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阪神・近本光司外野手(26)が4日、大和高田クラブとの練習試合に「1番・中堅」で出場して2安打を放った。右太腿裏故障から実戦復帰2日目で守備にも就き、6日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)へ完全回復を印象づけた。

4回先頭では左翼線へ二塁打。8回無死一塁では右前打で好機を拡大。いずれも生還して打線を活気づけ、矢野監督も「一通りできた。スライディングキャッチみたいなのもあった。守備も結構際どいのもあったし、ゴロで走るのも、見ている方が怖いなという感じはしてしまう。でも、本人はそれなりにやりきれたんでね。明日は軽めにしながら、十分に1戦目のスタメンには使える準備はできたかなと思っています」と"GOサイン"を出した。

注目されるのは打順だ。「チャンスをつくるということだけじゃなく、ランナーを還してもらいたいなと思う。チカがスタメンにいるというのは、チームとしての安定感が出てくると思う」。1番か、もしくは、3番か。どちらを任されても猛虎打線のキーマンであることは間違いない。

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