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日本ハム・新庄監督 電波ジャックで"劇場"幕開け!4日の就任会見、各TV局が"第一声"生中継へ

[ 2021年11月4日 05:30 ]

日本ハムの新庄剛志新監督
Photo By スポニチ

日本ハムの新監督に就任した新庄剛志氏(49)が4日、札幌市内で就任会見を行う。監督就任決定後、SNSを通じて発信を続けてきたが「肉声」はこの会見が初めての場となる。注目が集まる「第一声」を届けるため民放3局の会見生中継、球団公式YouTubeなどのネット生中継も決定。監督としての新庄劇場は、電波ジャックから幕を開ける。

注目度は抜群だ。新庄新監督は3日に自身のツイッターを更新し「今 北海道に着き 心が熱くなりました」と会見前日の北海道入りを報告。一斉に生中継されることが決まった4日の就任会見を前に、高ぶる気持ちをストレートに伝えた。

監督就任後の第一声。各テレビ局が急きょ生中継を決定し、リアルタイムでお茶の間に流れることになった。日本テレビとTBSはそれぞれ「情報ライブ ミヤネ屋」、「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」で全国生中継。球団公式YouTubeチャンネルなどでも、生配信される。当初の放送予定を変更して生中継を決めたテレビ局関係者は「新庄新監督の注目度の高さから生中継を決めました」と説明した。

新指揮官にとって、メディアの注目を集めることは、チーム強化策のひとつだ。阪神時代の恩師・野村克也氏は、ヤクルト監督時代に選手のメディア露出を推奨。注目を浴びることが、選手の自覚と緊張感を生み、プレーの向上につながると説いていた。

新監督も日本ハムでの現役時代、大がかりなパフォーマンスを行った試合では8試合で6勝1敗1分けの高勝率。まずはチームが注目を浴びることが、強化策の一手で、自らがその中心になる覚悟だ。

この日、沖縄では秋季キャンプがスタート。参加した稲葉篤紀新GMは新監督が「選手が少しでも良くなるように伝えていく。来年のレギュラーは誰一人決まっていない」としていたと明かした。3年連続Bクラスからの再建策など、会見で語られる新指揮官の言葉やビジョンに注目が集まる。

インスタグラムのストーリーズには「自分で紅葉を上に投げてワンショット」と紅葉のじゅうたんの上を散歩する様子を投稿。監督・新庄が第一歩を踏み出す。(東尾 洋樹)

《コンビニ勘違い?》新庄監督の北海道入り後のツイッター投稿が思わぬ注目を集めた。「さぁ ポプラ(コンビニ)に行ってきます」としたが、北海道を拠点とするコンビニエンスストア「セイコーマート」と勘違いしたとみられ、続けて「えっ ポプラ無くなったの」と投稿するとフォロワーから指摘が相次いだ。また、インスタグラムでは「住む家を見に行って来ました 帰りは公園を散歩しながら記念撮影」と投稿し、ホームタウン初日を満喫している様子だった。

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