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弁護人のための指紋鑑定

弁護人のための指紋鑑定

指紋の基礎知識から検出・鑑定方法までを解説するとともに,実際の事例を紹介。

著者 齋藤 保
ジャンル 法律 > 刑事法 > 実務書
出版年月日 2013年12月10日
ISBN 9784877985707
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり

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指紋鑑定は、犯罪捜査にとって、犯人特定など事実究明の有力な手段である。しかし、犯罪現場の遺留指紋のほとんどが不完全なもので、現場での指紋検出、その一致・不一致の判定を誤ると、重大な冤罪を生む。本書は、指紋の基礎知識から検出・鑑定方法までを解説するとともに、実際の事例を紹介し、捜査側の指紋鑑定に対する弁護人の見方・留意点を提示する。
第1部 指紋の基礎知識
第1章 指紋の歴史
第2章 指紋の構造と種類
第3章 指紋の特性
第4章 指紋の採取・検出方法
第5章 指紋の鑑定方法

第2部 指紋鑑定の基礎知識
第1章 警察の鑑定体制
第2章「鑑定」の信憑性

第3部 指紋鑑定の実際(ケース紹介
第1章 埼玉窃盗否認事件(ケース1) 指紋合致の誤鑑定・いわゆる"12点法則"の錯覚
第2章 名古屋窃盗否認事件(ケース2) よくある合致指紋の付着時期誤鑑定
第3章 狭山事件(ケース3) 閉ざされ鑑識の事実
第4章 布川事件(ケース4) 犯人指紋の不存在の状況証拠化の意義
第5章 日野町事件(ケース5) 嘱託鑑定は中立か
第6章 質店主強盗殺人事件(ケース6) 合致指紋等に対する正当な付着理由の黙殺
第7章 鹿児島老夫婦惨殺強盗事件(ケース7) 指紋付着の偶然性の存否
第8章 遺産相続裁判(ケース8) 拇印が救った遺言書の真正

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