更生支援計画をつくる 第2版
罪に問われた障害のある人への支援
「更生支援計画」ってなに?
刑事裁判の流れから更生支援計画の立て方まで豊富な実例を含めてわかりやすく解説。
ソーシャルワーカーと弁護士が協力して行う「入口支援」という新しい支援のかたち。
さらに利用しやすく大幅改定。
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I 更生支援とは何か
II 更生支援が必要とされる理由
III 更生支援に関わる近年の動き
IV 更生支援にあたっての要点
V おわりに
第1部 基礎編
第1章 更生支援計画の意義
I 更生支援計画の概要と目的
II 刑事司法手続における更生支援計画の位置づけ
III 刑事責任と障害の関係
IV 更生支援コーディネーターと弁護士の役割分担
V 更生支援計画の基本原理と留意点
第2章 司法についての基礎知識
I 刑事司法とは
II 責任能力
III 精神鑑定
IV 捜査段階の刑事司法手続
V 公判段階の刑事司法手続
VI 刑罰の種類と適用
VII 少年事件
VIII 医療観察法審判
第3章 障害についての基礎知識
I 障害の捉え方と合理的配慮
II 知的障害
III 発達障害
IV 精神障害
V 障害のある人が使えるサービス
VI 経済面での社会保障
第2部 実践編
第1章 更生支援コーディネーターの活動
第2章 弁護士との打合せ
I 初回の打合せ
II 弁護士との関わり方
第3章 本人との面会
I 面会の実施
II 本人の心理状態と自己決定
III 刑事施設等での面会
IV 面会におけるコミュニケーション
第4章 情報の収集
I 本人からの聴き取り
II 関係者からの聴き取り
III カルテ等の資料の取寄せ
IV 弁護士会照会
V 裁判所を通じた証拠収集
VI 検察官に対する証拠開示請求
VII 収集した情報の整理
VIII 情報収集にあたっての留意点
第5章 アセスメント
I アセスメントとは
II 生物学的な視点でのアセスメント
III 心理的な視点でのアセスメント
IV 社会的な視点でのアセスメント
V 事件の背景のアセスメントと課題/強みの抽出
VI アセスメントシートの活用
第6章 基本的支援方針の決定・支援体制の構築
I 基本的支援方針の決定
II 支援体制の構築
第7章 更生支援計画書の作成
I 更生支援計画書とは
II 本人用の更生支援計画書
第8章 更生支援計画の立証
I なぜ更生支援計画を立証するのか
II 証人尋問
III 尋問例
IV よくある質問・疑問
第9章 更生支援計画の実行
I 起訴猶予・略式命令の場合―釈放直後の対応
II 罰金・執行猶予の場合―釈放直後の対応
III 実刑の場合―更生支援計画の引継ぎなど
IV 個人情報の取扱い
V 更生支援計画の実行に関するQ&A
第3部 実際の更生支援計画
第1章 捜査段階で活動した例―知的障害のあるBさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第2章 公判段階で活動した例1―自閉スペクトラム症のあるCさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第3章 公判段階で活動した例2―知的障害と依存症のあるDさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第4章 公判段階で活動した例(保釈ケース)―知的障害と発達障害のあるEさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第5章 公判段階で活動した例(裁判員裁判)―妄想性障害のあるFさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第6章 公判段階で活動した例(控訴審)―自閉スペクトラム症とADHD、知的障害のあるGさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
第7章 医療観察法手続で活動した例―双極性障害のあるHさんの場合
I 事案の概要
II 事件発生からの経過
III 更生支援計画案の検討
IV 更生支援計画の例
参考文献
書式集
用語集
関連書籍
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2024年01月19日