2001年に中国から英国に10年間貸し出されたパンダの「甜甜(スウィーティー)と「陽光(サンシャイン)」は現在、「偏食」で知られるパンダは本当にタケノコと竹の葉しか食べないのかを調べる研究に参加している。参考消息が報じた。
ロイター通信の報道によると、英エディンバラ動物園で暮らしている「スウィーティー」と「サンシャイン」は、科学者がパンダの食習慣を研究するために糞を「提供」し、野生のパンダの保護につなげたい考えだ。糞は現在、精密な科学検査を受けている。
同動物園によると、「パンダは偏食で知られるが、これまでの研究では、パンダが食べる竹は60種類におよぶ可能性がることが分かっている。また、他の植物(菌類を含む)や動物も食べる可能性さえある」という。
また、「パンダがどの種類の竹を食べるかは、個体の必要や選択可能な種類、季節、場所などによって異なるかもしれないというのが、普遍的な見方」という。