まだ、夏の自転車旅行のネタを引っ張っているが、さすがにもうじき年も改まるので、いままで書けなかったことも含めてまとめておこうと思う。
【交通】
初めて南方へ行って、一番驚いたのが、道路があまりにも混沌としていたことである。
いままで、慣れると中国は日本よりも(自転車で)走りやすいと思っていたが、ごめん、ウソついた。南方は別。ものすごく走りにくい。
とにかく、どの街に行ってもバイクと電動バイクが多すぎる。それも平気で歩道を走り、その上逆走してくる。おまけにあちこちにでかいガジュマルの木が立っていて走りにくい。
歩道
あまりにひどいので広州市内ではバイクと電動バイクを禁止してしまった。だから広州市内にはバイクは一切走っていない。その話を聞いたときは、さすが中国、むちゃくちゃなことをするなあと思ったが、帰ってきたときには、バイクのいないすがすがしさに感激した。
バイクと電動バイクは素人目には見分けがつかないが、ナンバーに注目。バイクにはちゃんとナンバープレートが付いているが、電動バイクはヘンなプレート(めでたい言葉とかメーカーの名前とか)が付いている。電動バイクは自転車扱いだからである。もっとも、見分けられたからといって、どうってことないけど。
傘をさしているバイクが走っているのが面白かった。
バイクタクシー
これ、実はタクシーである。写真は今、まさに客が乗ろうとしているところ。何しろ暑い地方なので、日よけの傘が付いているのだ。こんなんで大丈夫なのかと思ったが、いろいろな街で見かけたので、よほどしっかり付いているのだろう。
こちらは、自転車タクシー。青島ではほとんど電動自転車になっていたが、こちらは人力健在。
自転車タクシー
後ろに二人乗せるものはよく見かけるが、これは珍しいサイドカー形式である。南方はこの形式が多いらしく他の街にもあった。これに四人乗っているのを見かけたけど、暑いのにたいへんな仕事である。
【お茶】
日本人は中国茶といえば烏龍茶である。だが、実際にはほとんどの地方で烏龍茶は飲まない。地域によっても違うのだが、緑茶を飲む地域が多い。もし、ツアーに行って北京や上海で烏龍茶が出てくれば、それは日本人に合わせて出しているのである。
ところが、今回行った福建省は、烏龍茶の産地である。さすがにどこでも烏龍茶だった。
お茶を飲む道具も、コップやマグカップに茶葉を入れて、豪快にお湯をぶち込むのがほかの地域では一般的だが、福建では急須から小さな茶碗に入れる、いわゆる功夫茶の飲み方である。これは店だけでなく、庶民もみんなそうらしい。外でこの茶器をかこんで雑談している様子をずいぶん見かけた。また、どんなにしょぼいホテルでもこの茶器だけは置いてある。
ホテルの茶器
暑い地域のせいか街角に誰でも飲めるお茶がある。
奉茶
どう見てもヤバい感じがするが、意を決してちょっとだけ飲んでみた。中身は熱い烏龍茶だった。もっとも熱いのは気温が高いからで、この入れ物に保温効果があるというわけではない。
普通、お茶は量り売りが基本だが、この地方ではお茶は小分けにして売られている。これは便利。暑い地方なので味が落ちやすいからだろうか。
福建省のお茶
つづく (追記) (追記ここまで)
【交通】
初めて南方へ行って、一番驚いたのが、道路があまりにも混沌としていたことである。
いままで、慣れると中国は日本よりも(自転車で)走りやすいと思っていたが、ごめん、ウソついた。南方は別。ものすごく走りにくい。
とにかく、どの街に行ってもバイクと電動バイクが多すぎる。それも平気で歩道を走り、その上逆走してくる。おまけにあちこちにでかいガジュマルの木が立っていて走りにくい。
歩道
あまりにひどいので広州市内ではバイクと電動バイクを禁止してしまった。だから広州市内にはバイクは一切走っていない。その話を聞いたときは、さすが中国、むちゃくちゃなことをするなあと思ったが、帰ってきたときには、バイクのいないすがすがしさに感激した。
バイクと電動バイクは素人目には見分けがつかないが、ナンバーに注目。バイクにはちゃんとナンバープレートが付いているが、電動バイクはヘンなプレート(めでたい言葉とかメーカーの名前とか)が付いている。電動バイクは自転車扱いだからである。もっとも、見分けられたからといって、どうってことないけど。
傘をさしているバイクが走っているのが面白かった。
バイクタクシー
これ、実はタクシーである。写真は今、まさに客が乗ろうとしているところ。何しろ暑い地方なので、日よけの傘が付いているのだ。こんなんで大丈夫なのかと思ったが、いろいろな街で見かけたので、よほどしっかり付いているのだろう。
こちらは、自転車タクシー。青島ではほとんど電動自転車になっていたが、こちらは人力健在。
自転車タクシー
後ろに二人乗せるものはよく見かけるが、これは珍しいサイドカー形式である。南方はこの形式が多いらしく他の街にもあった。これに四人乗っているのを見かけたけど、暑いのにたいへんな仕事である。
【お茶】
日本人は中国茶といえば烏龍茶である。だが、実際にはほとんどの地方で烏龍茶は飲まない。地域によっても違うのだが、緑茶を飲む地域が多い。もし、ツアーに行って北京や上海で烏龍茶が出てくれば、それは日本人に合わせて出しているのである。
ところが、今回行った福建省は、烏龍茶の産地である。さすがにどこでも烏龍茶だった。
お茶を飲む道具も、コップやマグカップに茶葉を入れて、豪快にお湯をぶち込むのがほかの地域では一般的だが、福建では急須から小さな茶碗に入れる、いわゆる功夫茶の飲み方である。これは店だけでなく、庶民もみんなそうらしい。外でこの茶器をかこんで雑談している様子をずいぶん見かけた。また、どんなにしょぼいホテルでもこの茶器だけは置いてある。
ホテルの茶器
暑い地域のせいか街角に誰でも飲めるお茶がある。
奉茶
どう見てもヤバい感じがするが、意を決してちょっとだけ飲んでみた。中身は熱い烏龍茶だった。もっとも熱いのは気温が高いからで、この入れ物に保温効果があるというわけではない。
普通、お茶は量り売りが基本だが、この地方ではお茶は小分けにして売られている。これは便利。暑い地方なので味が落ちやすいからだろうか。
福建省のお茶
つづく (追記) (追記ここまで)
コメント
コメント一覧 (2)
とはいえ、日本もあまり言えた状態ではありませんが。
気をつけてくださいね。...気をつけようがないかもしれませんが。
>日本もあまり言えた状態ではありませんが。
本当に何とかしてほしいものです。