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2023年07月

今年のブログ強化月間も今日で終わり。

今月は22日に第二種電気工事士技能試験があったので、その練習ばっかりで過ぎてしまった。22日を過ぎると、今度は脱力してしまい、異常な暑さも相まって、ロクなことをしていない。

実は試験が終わったら、アレをしようコレをしようと考えていた。インラインスケートを再開しようとか、多摩川にでもサイクリングに行こうかとか、一年ぶりにデジカメを買った(PENTAX KFを買った:2023年07月21日参照)のでどっか撮影に行こうかとか、制限速度が20kmになったシェアキックボードに乗ろうとか。しかし、できたことといえば、やたナビTEXTの『唐鏡』を完成させたことと、実家のソテツの葉刈りをしたことぐらいだ。

それにしても、あまりにも暑すぎる。どうしても行かなきゃならない用事があれば仕方がないが、そうでないのにわざわざ外に出る気がしない。

暑くてダメなのは昼だけではない。このブログは夜書くことが多いのだが、デスクトップPCがある僕の部屋にはエアコンがない。北向きなので午前中はわりと涼しいのだが、午後からは西日が当たって異常に暑くなる。夜になっても西日の熱が壁に蓄熱されているらしく、北側の壁に手を当てると、ほんのり温かい。

ちょこちょこっと何かを書いて別の部屋に逃げ、しばらくしてまた戻ってくるというような書き方で、どうにも効率が悪い。というわけで、限界が来たので、別の部屋に逃げることにする。

なお、明日からは平常通りの更新になるが、その平常が最近ではあまりに少ないので、もうちょっと何とかしたいと思っている。

今年のブログ強化月間も今日を入れてあと2日になった。明日は今月の総括なので、実質今日までである。

で、何を書こうかと思ったのだが、特に思いつかない。今年のブログ強化月間は今日に限らずネタに困る日が多かった。去年は何だかスムーズに書けた印象があるので、去年の7月の記事を見てみた。

2022年7月のアーカイブ:やた管ブログ

なるほど、僕自身はたいしたことをしていないが、事件が多かったのだ。安倍首相暗殺事件という社会的な大事件と、松本寧至先生・石川忠久先生のご逝去という個人的な大事件があって、ネタといったら失礼だが、書かずにはいられないことが次々にあった。

そこからすると、今年は援軍来たらずである。もちろんそんな援軍は来ない方がいいので、今年は僕にとって比較的平和な7月だったようだ。

いや、それにしても暑すぎるんですけど!!!

毎日暑い。7月でこんなに暑かったのはちょっと記憶にない。そりゃ記憶にないはずだ。12万年ぶりの暑さだという。

7月の猛暑、観測史上最高に ほぼ確実に「12万年ぶりの暑さ」:CNN-ライブドアニュース
(CNN)世界各地で異常な猛暑が続く今月は、観測史上、最も暑い月になる見通しだ。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関(WMO)が27日に発表した。世界の7月の平均気温が記録を大幅に更新するのは確実だとしている。
7月の気温はこれまでの3週間で既に観測史上最高を記録。地球上で12万年ぶりの暑さとなることはほぼ間違いないと専門家は指摘する。
12万年ぶりではしょうがない。

それにしても、そんな時代の気温、なんで分かるのかと思ったら、「樹木の年輪やサンゴ礁、深海の堆積(たいせき)物などから抽出した気候データをもとに推定」するんだそうだ。ようするに、生物の繁殖の跡なんかで分かるということらしい。

先日、実家に帰って樹木の剪定をしてきた。実家には蘇鉄(ソテツ)だの棕櫚竹(シュロチク)だの、南方の観葉植物がたくさんある。かなりデカくなるので、定期的に剪定しないといけないのだが、今年は明らかに勢いが違う。

どちらも葉は例年の1.5倍ぐらいデカくなっているし、切っても切ってもまた生えてくる。棕櫚竹の方は例年よりも早く高くなっている。
ソテツ
なお、写真はイメージです。中国福建省のソテツです。

『唐鏡』の電子テキストを公開しました。

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松平文庫本『唐鏡』:やたナビTEXT

底本は松平文庫本です。いつもどおり、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂本文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。『唐鏡』の翻刻はほとんどされておらず、校訂本文は初めての試みだと思います(あったら教えてください)。

『唐鏡(からかがみ)』は鎌倉時代に藤原茂範によって編年体で書かれた中国史の歴史物語です。その名の通り鏡物の体裁になっていて、最初におなじみの超長生き老人も出てきます。中国史ですから一人は中国人、一人は通訳という体になっています。
『唐鏡』序
この時、二人の高僧あり。転誦の始めより、聴聞の体にて傍らを離れ給はず。今夜近くゐ寄りてもののたまふ。一人は師とおぼしき体なり。そののたまふ言葉は聞き知られず。いま一人の、弟子とおぼしき人にぞ師の言葉を伝へらるる。通事(つじ)などの儀なり。
書かれている時代は、三皇五帝の時代から東晋の滅亡までです。序文には北宋建国までとありますが、そこまで書かれた伝本はありません。何の根拠もありませんが、最初から東晋の滅亡までだったと思います。

鏡物なので、面白いかどうかは保障できませんが、勉強になることだけは間違いありません。教科書的な工夫がいろいろとあるので(教科書としての『唐鏡』:2023年07月05日参照)、日本文学を専攻する人にはご一読をお薦めします。

底本の松平文庫本は、巻一〜巻五が漢字平仮名交じり、巻六が漢字片仮名交じりで書かれています。松平文庫本の親本に巻六が欠けていたため別本で補ったと考えられますが、巻一〜巻五の親本はあまりいいテキストではなかったらしく、かなりの脱文を異本で補った部分があります。おそらくその異本が巻六の親本だったのでしょう。ならば全部それで写本を作ればよさそうなものですが、巻六だけ読み仮名や注記が少ないので、そのあたりが理由かもしれません。

さて、従来『唐鏡』のような漢籍の翻訳・翻案作品はあまり注目されてきませんでした。そのため、活字化されたテキストも少なく、研究もあまり多くはありません。やたナビTEXTでは、すでに『唐物語』『蒙求和歌』を電子テキスト化しています。あらたに『唐鏡』が加わったことで、この方面にもっと光が当たることを期待しています。
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#電子テキスト
#唐鏡

やたがらすナビの維持費は広告でまかなっている。今のところ十分な収益があるが、決して多くはない。ちゃんと計算したことはないが、平均すると月あたり3000円ぐらいである。

ページは増える一方なので、収益も少しずつ増えそうなものだが、今年は去年よりも少ない。コロナが終息に近づき対面授業になったとか、TwitterのBotがなくなったとかが原因だと思うが、詳しくはよく分からない。

最近、広告に関してちょっとショックを受けたことがあった。自分の勤務している学校で、学校が提供するWi-Fiを使ってやたがらすナビを閲覧したところ、広告が一切表示されていなかったのだ。

学校のWi-Fiはかなり制限が多い。ホワイトリスト方式になっているらしく、エロサイトなんかは一切表示されない。Twitterはなぜか画像だけが見えない。YouTubeは普通に見られる。授業や調べもので使う可能性があるからだろう。

そこからすると、表示されるだけまだましなのだが、広告だけ削除するというのは、タダ見されている感じがして不愉快である。

もちろん、ヘンな広告もあるので、なるべく生徒たちに見せたくないというのは分かる。できるだけそういうのはブロックしているのだが、僕もすべての広告をチェックすることはできないから、そんなことを言っても通用しないのも分かる。せめて「教育的な理由で広告を削除します」という連絡でもあれば許可するつもりだが、だまって広告削除されると腹も立つというものだ。

一方でYouTube広告は削除できないので普通に流れる。これでますます、複雑な気持ちになる。YouTube広告とWebページ広告でどんな違いがあるのだろう。

正直、自分でも引くぐらいデカい広告が出ることがある。僕がデカくしたのではなく、Googleによる最適化の結果である。小さくすることは可能だが、収益が運営に支障をきたすレベルになると困るので怖くてできない。

僕がやたがらすナビを運営する上で常に考えていることは、誰でも見られることと、いつまでも見られることの二点である。どこかみたいに、意味もなくアカウントを取らせたり、担当者がいなくなったら消えるようなサイトは作りたくない。

そのためには、現状では広告以外の選択肢はない。広告が邪魔くさい気持ちは十分に分かるが、それを削除する意味を考えてほしい。
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#広告

第二種電気工事士の技能試験はNo1〜13までの候補問題があり、それのどれか一つが出る。なので、一通り実際に作ってみるのだが、スイッチだのコンセントだのの部品は本物なので、いずれ使うかもしれないが、ケーブルや電線は短く切ってしまっていてほぼ役に立たない。そんな残骸が大量に残った。
残骸
中身は銅線なので、そのまま燃えないゴミに出してしまうのはもったいない気がする。買取業者に買ってもらうという手もあるらしいが、調べてみると意外に面倒くさい上に大した金にはならないらしい。さて、どうしたもんだろうか。

ここで、天啓が下った。

汝、ワイヤークラフトを作るべし。

ワイヤークラフトとは針金をペンチなどで加工して小物を作ることである。針金は1.5mmから2.0mmのものを使うことが多いらしい。VVFケーブルの芯線は1.6mmと2.0mmなのでぴったりだ。ペンチやニッパーはもちろん持っている。作り方はネット上にたくさんある。

というわけで、近いうちに何か作ってみようと思う。剥かなきゃならないのがちょっと面倒くさいけど。

昨日の記事を書いたあとTwitterに投稿したら、なんだかヘンなXマークが出て、TwitterがXになってた。小鳥はどこにもいない。現在はPC版だけだが、いずれスマホアプリもXになるんだろう。青い小鳥はいきなりクビちょんぱにされてびっくりしている(いらすとやによる)。
bluebird_fired_text

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URLは現在のところtwitter.comのままだが、x.comでもリダイレクトされるので、そのうち逆にtwitter.comがx.comにリダイレクトされるようになるかもしれない。

x.comなんてドメイン名、買収するのに相当金がかかるんだろうなと思ったら、もともとPayPalが持っていたドメインで、PayPalを作ったのはイーロン・マスクだから2000年頃から持っていたらしい。一文字.comなんて2000年でも誰か取っているはずなので、その時代でも相当なお値段だっただろう。

もうちょっと何か書こうと思っていたのだが、実は青い鳥に思い入れがあるわけでもないし、Webサービスなんてそんなもんだと思っているので、変わったということ以外とくに思うところはない。APIが有料化されたとか、ログインしないと見られなくなったとか、コミュニティノートとか、ここのところ仕様の変更が続くが、根っこのところを私企業に握られている以上、仕方がないことである。
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#twitter

Twitterを見ていたら、小学生用の「読書感想文の書き方」なる教材が紹介されていた。一定の文章の空欄を埋めれば読書感想文が成り立つようになっている。

どのようなものか、実際にこれで読書感想文を書いてみよう。まず、この教材が提示している型は次のようなものである。バックを青にした部分を埋めると読書感想文が完成するようになっている。

わたしは【本の名前】という本を読みました。この本を選んだのは、この本が【選んだ理由】からです。
この本は、【だれ】が主人公の物語です。【だれ】は、【どのような】人です。そして【だれ】は、【どのような理由】で、【どのような体験】をします。
わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、【だれ】が【どうした】ところです。わたしはこの部分を読んで、【感想】と思いました。

パターン1
なぜなら、わたしも【だれ】と同じような体験をしたことがあり、その時に【どのような思い】をしたからです。

パターン2
なぜなら、もしわたしが【だれ】と同じような立場だったらと考えると、【どのような思い】だろうと思うからです。

わたしはこの本から、【どのようなこと】を学びました。これから、【どうしたい】と思います。

それでは作文をしてみる。太字は僕が入れた部分である。パターンは1を採用した。

わたしは『水滸伝』という本を読みました。この本を選んだのは、この本が四大奇書の一つでおもしろそうだからです。
この本は、宋江が主人公の物語です。宋江は、なぜか好漢に好かれる小役人です。そして宋江は、うっかり妻を殺してしまったので、山賊の仲間に入って梁山泊の首領をします。
わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、盧俊義呉用に騙されてむりくり宋江一味の副首領にされたところです。わたしはこの部分を読んで、山賊って怖いなと思いました。
なぜなら、わたしも盧俊義と同じような体験をしたことがあり、その時にあまりの怖さに「あ、ちょっとトイレ」とウソついて逃げることをしたからです。
わたしはこの本から、山賊と小役人はヤバいということを学びました。これから、山賊と小役人には絶対に関わらないようにしたいと思います。

なるほど、これは書きやすい。読書感想文をどう書いたらいいかさっぱり分からない児童にとっては助けになるだろう。

一方で、型にはめることでどうしても説明不足になってしまうところが出てくる。例えば「同じような体験」は新興宗教に入れられそうになった体験なのだが、このフォーマットではそれは書けない。このままだと僕に山賊に入れられそうになった体験があるということになってしまう。

大事なことは型にとらわれる必要はないという指導をすることである。読書感想文がうまく書けない児童に型を与えるのはいいが、書ける児童までこの型を使うと、かえって文章が上達しなくなるだろう。逆にうまく使えば推敲まで学ぶことができるかもしれない。

この型で一番気になるのが、最後の「わたしはこの本から・・・」の下りである。本から教訓を得るのは悪いことではないが、得なければならないものでもない。面白かった、つまらなかった、怖かった、悲しかった、幸せな気分になったというのが結論でもいいはずである。無理に教訓を得ようとするとおかしなことになる。小役人はともかく、山賊とは関わりたくてもそう簡単には関われないのだ。
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#水滸伝

『唐鏡』が、後漢末から西晋まで終わった。だいたいの歴史の流れが分かったので(今までよく分からなかった)、今更ながら『三国志演義』を読んでいる。もちろん翻訳である。

今まで読まなかったのは、実は軍記的な作品が苦手だからである。『平家物語』までは何とかなるが、『太平記』になるとなにがなにやら、誰と誰がどっち方だったか、わけがわからなくなってしまう。『太平記』ですらそれだから、『三国志』になるともう昨日の敵は今日の友、昨日まで殺し合ってた人たちが同盟を結んだり、結んだ瞬間に裏切ったりと、本当にわけがわからなくなる。おまけに出てくる人の数がやたらと多い。名前似てるし。

実はすでに一度通読したのだが、あまりに分からないから、もう一度読み直している。二周目、まだ董卓がブチ殺され、書道的には熹平石経でおなじみの蔡邕がついでにブチ殺されたところまでだが、最初に読んだ時よりは分かるようになった。

一回目に読んでいる途中、ワグネル・グループの反乱があった。なんだか『三国志』みたいだなと思っていたら、やはりそう思った人は多かったらしく、「三国志 プリゴジン」でTwitter検索してみたら沢山ヒットした。

プリゴジンを誰に当てるかが、人によって違う。呂布だったり魏延だったり劉備だったり、理解の度合いやどの場面を当てるかの違いがわかって、なかなか面白い。ついでに「プリゴジンの乱」などと時代がかった名前で呼ばれるようになった。

しかし、よく考えてみると、戦争なんてそんなものだ。表向き忠誠を誓っても、我が身が大事である。勝てっこない戦で死ぬぐらいだったら、忠誠なんかかなぐり捨てて敵方に寝返った方がいい。戦闘に参加しない民草の方にしても、ダメな支配者についていくぐらいなら逃げるか投降した方がずっといい。

僕たちには太平洋戦争のイメージが強すぎる。あれは戦争としては特殊で、太平天国の乱に似ている。狂信者の戦争だったのだ。日本人が戦争を回避するのにもっとも必要なことは、二度と狂信者にならないことだろう。

今日、第二種電気工事士の技能試験が終わった。

試験会場は五反田のTOC(東京卸売りセンター)。なんと家から徒歩15分である。家から近いだけではなく、これまで何度行ったか分からないぐらい行っている場所なので、ラッキー!

実際に受験する場所は、よくファミリーセールなんかが行われている場所である。作業スペースが狭いと聞いていたが、書道室の机と同じ机で二人がけ、それほど狭くは感じなかった。しかも一番奥の一番後ろの席。これは気が楽だ。ラッキー!

左隣は高校生ぐらいだろうか。かなり若い。工具はホーザンの工具セットに付いている工具入れに入れてある。通路を挟んで右は僕より15歳は上のおじさん。なんと腰道具を付けている。プロだろうか。

僕は妻に作ってもらった道具入れ、通称合格袋に工具を入れて試験に臨む。紐で縛ると工具がまとまってカバンに入れやすくなるのが工夫したところ。
合格袋
技能試験は、問題用紙が先に配られる。開始まで中を見てはいけないのだが、材料を確認するためのリストが乗っているので、どんな問題かだいたい分かる。アレ?どっかで見たような・・・。

全13問一通りやっているから「どっかで見たような」のは当たり前だが、それだけではない既視感がある。あ、7月17日の記事で書いたNo.13だ。

技能試験練習の日々:2023年07月17日

No.13は電工ナイフでVVRケーブルを剥く作業が特殊なだけで、面倒な作業は少なく難易度が低い。これまたラッキー。

時間は40分。引っかかるところもほとんどなく完成した。まだ十分以上余っているので、形を整えて間違いがないか確認をする。ついでにまわりを見回す。見回してもカンニングにならないのが技能試験のいいところだ。

左の少年はすでに終わっていた。なかなかやるな。右のおじさんは・・・オイオイ、まだ線を繋げているよ。あと5分ぐらいしかないけど大丈夫か?というか、その腰道具はハッタリか?

いらぬ心配をしているうちに試験終了。「作品」には一切手を触れてはいけないと言われる。隣のおじさんもなんとか終わったようだが、見た感じかなり不細工だ。まあ、不細工でもミスしていなければ大丈夫なはずである。

そんなわけで、技能試験も無事終わった。合否はまだわからないが、自分で明らかに不合格と分かるミスはなかった。

会場を出たのが昼過ぎなので、TOCの地下で昼食、昼間っからビールを飲む。うまい。資格マニアになる人の気持ちが少し分かった。試験嫌いだから絶対にならないけど。

ラッキーだの難易度が低いだの書いしまったので、落ちたら目も当てられないが、その時は何もなかったかのように冬また受けるだけである。
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#電気工事士
#第二種電気工事士

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