2023年6月の総括
先月に引き続き、今月もなかなか忙しく、ブログの更新どころかやたナビTEXTの更新もままならなかった。
更新が滞ったのは、忙しいのだけが理由ではない。現在、『醒睡笑』と『唐鏡』のテキストを作成しているのだが、どちらもちょっと面倒くさいところにかかっているのだ。
『醒睡笑』の方は、いわゆる笑話の部分はすべて終わっている。だが、巻5「上戸」の冒頭に、飲酒を肯定する俗と否定する僧の問答という長い文章があって、折を見てテキスト化していたものの、まだ終わっていない。漢文で書かれている上に、さんざん典拠を引用しているので、読むのに手こずる。正直訓読には自信がないが、やらないわけにはいかない。すでに2年以上かかっているので、夏休みが終わる頃までには完成させたい。
『唐鏡』も終わりが近づいていて、三国時代から西晋に入った。僕がこのあたりの歴史に暗い上に、中国史上もっとも混乱した時代だから、『唐鏡』の簡潔な記事では、読んでいても何がなんだかよく分からない。しかし、歴史の流れを理解しないと翻刻はともかく校訂本文が作れない。幸い、このへんの時代はWikipediaに詳しく書かれている。Wikipediaは信用できないという意見も分からないではないが、だいたいの流れが分かればいいので、そういう用途には重宝する。
いずれにしても先は見えてきたのだが、7月は毎年恒例のブログ強化月間である。やっぱり夏休み明けまでに完成は無理のような気がしてきた。
更新が滞ったのは、忙しいのだけが理由ではない。現在、『醒睡笑』と『唐鏡』のテキストを作成しているのだが、どちらもちょっと面倒くさいところにかかっているのだ。
『醒睡笑』の方は、いわゆる笑話の部分はすべて終わっている。だが、巻5「上戸」の冒頭に、飲酒を肯定する俗と否定する僧の問答という長い文章があって、折を見てテキスト化していたものの、まだ終わっていない。漢文で書かれている上に、さんざん典拠を引用しているので、読むのに手こずる。正直訓読には自信がないが、やらないわけにはいかない。すでに2年以上かかっているので、夏休みが終わる頃までには完成させたい。
『唐鏡』も終わりが近づいていて、三国時代から西晋に入った。僕がこのあたりの歴史に暗い上に、中国史上もっとも混乱した時代だから、『唐鏡』の簡潔な記事では、読んでいても何がなんだかよく分からない。しかし、歴史の流れを理解しないと翻刻はともかく校訂本文が作れない。幸い、このへんの時代はWikipediaに詳しく書かれている。Wikipediaは信用できないという意見も分からないではないが、だいたいの流れが分かればいいので、そういう用途には重宝する。
いずれにしても先は見えてきたのだが、7月は毎年恒例のブログ強化月間である。やっぱり夏休み明けまでに完成は無理のような気がしてきた。