妄言砂漠・思いて学ばざればで紹介されていた、中央研究院文献処理実験室の篆書フォントを試してみた。
篆書フォント
左のサンプル(クリックすると拡大します)は、一番上から北師大説文篆文(7,475字)・中研院金文(1,533字)・中研院楚系簡帛文字(1,095字)・中研院甲骨文(760字)。空白は文字がないもの。
小篆は説文のものなので、問題ないが、金文・甲骨は時代がごちゃごちゃになっているようなので注意。
例えば、サンプルでいうと、金文の「荒」は、なんだかナサケナク見えるが、中山王器の金文である。ちょっと調べてみたら他に用例がみつからなかったので、適当にやっているのではなく、できるだけ古い用例をフォントにしているのかもしれない。 (追記) (追記ここまで)
篆書フォント
左のサンプル(クリックすると拡大します)は、一番上から北師大説文篆文(7,475字)・中研院金文(1,533字)・中研院楚系簡帛文字(1,095字)・中研院甲骨文(760字)。空白は文字がないもの。
小篆は説文のものなので、問題ないが、金文・甲骨は時代がごちゃごちゃになっているようなので注意。
例えば、サンプルでいうと、金文の「荒」は、なんだかナサケナク見えるが、中山王器の金文である。ちょっと調べてみたら他に用例がみつからなかったので、適当にやっているのではなく、できるだけ古い用例をフォントにしているのかもしれない。 (追記) (追記ここまで)
コメント
コメント一覧 (2)
太さぐらい調節すれば、デザインなんかには使えたかもしれないのに。
よく考えてみれば、バラバラだから始皇帝も文字統一したんで、単純に集めてきただけでフォントになるわきゃございません。