20代ぐらいの人と中国へ行くと、中国の汚いトイレが恐ろしいらしい。2002年に一緒に自転車で旅したI君は、ガソリンスタンドのトイレを嫌って、野グソしていた。
断っておくが、僕が今までの人生で一番汚いトイレに入ったのは、中国ではなく、日本である。20年ぐらい前、東武東上線成増駅ホームのトイレだったけど、あのころの駅のトイレはどこも異常に汚かった。
さて、前回の中国のトイレ(その1)に引き続きトイレ話。中国には有料トイレが少なくない。無料のトイレがきれいなことはまずないが、有料だからといってきれいだとは限らないので、注意しよう。
料金は5角〜1元ぐらい。たいがい、入り口に徴収する人がいて、その人にお金を渡せばいいのだが、たまに「大便か?小便か?」と聞かれることがある。これは、大と小で値段が違うためだが、普通は大も小も同じ。入ったらどっちだかわかんないんだから同じなのが当たり前である。
免費(無料)と書いてあるにもかかわらず、人がいる場合がある。これは、ちり紙売りである。中国のトイレはトイレットペーパーがついていない場合が多い(最近はトイレットペーパー付が増えてきた)。食堂やデパートなどお店のトイレでも無いことがあるから、トイレットペーパーは常に持ち歩くようにしよう。
変わったところでは、上海にある自動販売機みたいなトイレ。お金を入れると自動でドアが開くのである。このトイレ、長く入っていると勝手にドアが開いてしまうようになっているので、している最中に外から丸見えになるんじゃないかと一瞬恐怖をおぼえるが、普通の用足しなら十分に時間があるので心配はない。もちろん、時間内でも内側からボタンを押せば、ドアが開く。その際、これまた自動で清掃しているので、このトイレはなかなかきれいだ。
ちょっとびっくりしたのは、トイレを商売にしている人(家族?)がいたことである。どこだったか忘れたが、二階建てで、1階がすべて公衆トイレ、その上に住居があるのだ。ちゃんと洗濯物なんかが干してあって、生活感満点。市場の近くにあって、なかなか繁盛している。副業?でジュース(トイレで売るなよ)なんかの売店もやっている。入ってみたら、さすがは自分の家だ、きれいに掃除してあった。
それにしても、トイレの上に住むってのはなぁと思ったけど、冷静に考えてみれば、誰の家にだってトイレはあるし、その上が部屋だって珍しくは無い。一回一元で、一日100人(絶対にもっと多いと思う)来ても100元(1500円ぐらい)だから、副業も含めると、なかなかいい商売なんじゃないだろうか。
蘭亭のトイレでは、入ったら自動的に水が流れてきた。センサーでもついているのかなと思ったら、さにあらず、料金所のおじさんが蛇口をひねっているだけだった。しかし、なかなか気の利いたサービスである。
センサーで思い出した。これは、招待所のトイレなのだが、とにかく暗い。天井に蛍光灯がついているのに、スイッチが入っていないのだ。壁にスイッチがあるのだろうと思って、探したがどこにも無い。
しょうがないから、暗いまま用を足していたら、後からオジサン(宿泊客らしい)が入ってきて、「ポン」と拍手した。と同時に明るくなった。30秒ほどで、また消えてしまった。オジサンまたポン。電気つく。また消える。今度は僕がポン。なかなか面白いけど、おちついてできないよ。
なんだかワケが分かんないけど、ハイテクってすごいなーと思った。 (追記) (追記ここまで)
断っておくが、僕が今までの人生で一番汚いトイレに入ったのは、中国ではなく、日本である。20年ぐらい前、東武東上線成増駅ホームのトイレだったけど、あのころの駅のトイレはどこも異常に汚かった。
さて、前回の中国のトイレ(その1)に引き続きトイレ話。中国には有料トイレが少なくない。無料のトイレがきれいなことはまずないが、有料だからといってきれいだとは限らないので、注意しよう。
料金は5角〜1元ぐらい。たいがい、入り口に徴収する人がいて、その人にお金を渡せばいいのだが、たまに「大便か?小便か?」と聞かれることがある。これは、大と小で値段が違うためだが、普通は大も小も同じ。入ったらどっちだかわかんないんだから同じなのが当たり前である。
免費(無料)と書いてあるにもかかわらず、人がいる場合がある。これは、ちり紙売りである。中国のトイレはトイレットペーパーがついていない場合が多い(最近はトイレットペーパー付が増えてきた)。食堂やデパートなどお店のトイレでも無いことがあるから、トイレットペーパーは常に持ち歩くようにしよう。
変わったところでは、上海にある自動販売機みたいなトイレ。お金を入れると自動でドアが開くのである。このトイレ、長く入っていると勝手にドアが開いてしまうようになっているので、している最中に外から丸見えになるんじゃないかと一瞬恐怖をおぼえるが、普通の用足しなら十分に時間があるので心配はない。もちろん、時間内でも内側からボタンを押せば、ドアが開く。その際、これまた自動で清掃しているので、このトイレはなかなかきれいだ。
ちょっとびっくりしたのは、トイレを商売にしている人(家族?)がいたことである。どこだったか忘れたが、二階建てで、1階がすべて公衆トイレ、その上に住居があるのだ。ちゃんと洗濯物なんかが干してあって、生活感満点。市場の近くにあって、なかなか繁盛している。副業?でジュース(トイレで売るなよ)なんかの売店もやっている。入ってみたら、さすがは自分の家だ、きれいに掃除してあった。
それにしても、トイレの上に住むってのはなぁと思ったけど、冷静に考えてみれば、誰の家にだってトイレはあるし、その上が部屋だって珍しくは無い。一回一元で、一日100人(絶対にもっと多いと思う)来ても100元(1500円ぐらい)だから、副業も含めると、なかなかいい商売なんじゃないだろうか。
蘭亭のトイレでは、入ったら自動的に水が流れてきた。センサーでもついているのかなと思ったら、さにあらず、料金所のおじさんが蛇口をひねっているだけだった。しかし、なかなか気の利いたサービスである。
センサーで思い出した。これは、招待所のトイレなのだが、とにかく暗い。天井に蛍光灯がついているのに、スイッチが入っていないのだ。壁にスイッチがあるのだろうと思って、探したがどこにも無い。
しょうがないから、暗いまま用を足していたら、後からオジサン(宿泊客らしい)が入ってきて、「ポン」と拍手した。と同時に明るくなった。30秒ほどで、また消えてしまった。オジサンまたポン。電気つく。また消える。今度は僕がポン。なかなか面白いけど、おちついてできないよ。
なんだかワケが分かんないけど、ハイテクってすごいなーと思った。 (追記) (追記ここまで)
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