中国のトイレは面白いから話のネタにはちょうどいい。しかし、何度も行っているわりに写真がないのが残念だ。
というのは、トイレにカメラを持ち込むのは気が引けるし、誰かが入っていたりすると撮れないからである。一歩間違えば、「ものすごい変わった性癖を持った日本人」として逮捕されちゃうという、国辱物の目にあうかもしれないのだ。
最近、中国ともトイレとも関係ないことを調べていたら、たまたま例のトイレの写真が写りまくっているページを見つけた。下にリンクするが、食事時は見ない方がいいと思う。
中国のトイレ
誤解のないように言っておくが、北京、上海など大都市のトイレでこういうのにお目(お尻に?)にかかることはめったになくなってきた。北京なら、胡同のトイレで、これらに近いものにお目にかかることができるかもしれない。上海ではもう扉がないこと自体めずらしい。
というのは、トイレにカメラを持ち込むのは気が引けるし、誰かが入っていたりすると撮れないからである。一歩間違えば、「ものすごい変わった性癖を持った日本人」として逮捕されちゃうという、国辱物の目にあうかもしれないのだ。
最近、中国ともトイレとも関係ないことを調べていたら、たまたま例のトイレの写真が写りまくっているページを見つけた。下にリンクするが、食事時は見ない方がいいと思う。
中国のトイレ
誤解のないように言っておくが、北京、上海など大都市のトイレでこういうのにお目(お尻に?)にかかることはめったになくなってきた。北京なら、胡同のトイレで、これらに近いものにお目にかかることができるかもしれない。上海ではもう扉がないこと自体めずらしい。
このページの一番最初にでてくる、レンガ造りの建物が、田舎で一番よく見かけるタイプの所謂「ニーハオトイレ」である。中は長方形の穴(深さは50センチ〜1メートルぐらい)がいくつか並んでいるだけ。穴の中には先人のブツがてんこもりもりである。当然、ブツには真っ黒にハエがたかっている。これに、自分のブツをかけると、ハエがうわっと逃げる。ハエ君もさすがに上からかけられるのは嫌らしい。
所詮ハエなので、何もびびることはないが、中に巨大な牛アブが混ざっていることがある。こいつに尻を刺されると痛いなんてもんじゃないので注意しよう。なに、アブを発見したら、尻を出したまま踊ればいいだけの話である。
このタイプのトイレは、なぜか肥溜めがついていないことがある(写真のは肥溜め付きのようだ)。そういうトイレは、すぐいっぱいになって、ブツが穴の上まできてしまうことがある。
するとどうするか?だいたい、こういうトイレに入る人は切羽詰っている。だから、やむなく穴以外の場所にしてしまうのである。やった人を責めてはいけない。彼だって本当は穴に落としたいのだ。悪いのは、清掃するはずの人(いるのか?)である。だから、このタイプのトイレを使うときは、床にブツが落ちていないか気をつけなくてはならない。
5番目の写真。このタイプはちょっとした街や公園の公衆トイレに多い。これは写真の右上から左下にかけて溝が切ってある。その溝にブツを落とすのだ。
溝には定期的に水が流れる。すると、上流から下流へ、黄河の濁流のごとくブツが流れていくという仕組みである。だから、なるべく上流に陣取った方がいい。僕の経験では、どういうわけか、流れてすぐのきれいな溝にまたがれたことはなく、股下には必ず先人のブツがある。
この手のトイレは二列以上あることが多く、駅なんかでたくさん人が入っているトイレに入ると、向かいのやつの尻からブツが出る瞬間という、日本ではなかなか見ることのできない風景を見る(または、見せる)ことができることがある。どうせなら、扉をつければいいのに、どういうわけか尻だけ隠す小さなプレートがついていることもあるのだが、前後を間違えると何の意味もなくなるので気をつけよう。
6番目の写真。いわゆる和式に近い。きんかくしがないのはデフォルトで、上海なんかの比較的きれいなトイレでもこのタイプが多い。メーカーはAmericanstandard社製か、国産。余談だけど、中国ではTOTOとかINAXはめったにお目にかかれず、ほとんどAmericanstandardのような気がする。
このタイプで気をつけなければいけないのは、日本人はついつい尻を入り口側に向けてしまうことである。必ず入り口に頭を向けること。ちょっと奇異な感じがするが、これは洋式トイレと同じなのである。なお、世界的にみて、壁に頭を向けるのは日本人だけらしい(キブラの方角が関係するためイスラム圏は除く)。ごくまれに扉がついていることがあるが、たいてい壊れている。
扉がない以外、普通に見えるが、実はいままで入ったトイレで一番びっくりしたのが、この6番目のトイレなのである。
ある招待所に泊まった翌朝、部屋のトイレを友人が使っていたので、ホテルのトイレを使おうとしたのである。
で、入ってみたら、このタイプの便器が入り口に向かって5つぐらい並んでいた。ドアはおろか仕切りもない。その上、窓が開いていてお日様さんさん、妙に明るい。
だがその時は朝だったから・・・五つとも青年たちが跨っていて、一斉にじろっと僕の方を見た。僕はそのまま後ずさりして退散した。トイレで何もしないで出てくるのは悔しかったが、これはいくらなんでもきつい。第一、どこで空くのを待っていればいいのか皆目見当がつかない。
その時、僕は初めて中国のトイレに負けたと思った。
(追記) (追記ここまで)
所詮ハエなので、何もびびることはないが、中に巨大な牛アブが混ざっていることがある。こいつに尻を刺されると痛いなんてもんじゃないので注意しよう。なに、アブを発見したら、尻を出したまま踊ればいいだけの話である。
このタイプのトイレは、なぜか肥溜めがついていないことがある(写真のは肥溜め付きのようだ)。そういうトイレは、すぐいっぱいになって、ブツが穴の上まできてしまうことがある。
するとどうするか?だいたい、こういうトイレに入る人は切羽詰っている。だから、やむなく穴以外の場所にしてしまうのである。やった人を責めてはいけない。彼だって本当は穴に落としたいのだ。悪いのは、清掃するはずの人(いるのか?)である。だから、このタイプのトイレを使うときは、床にブツが落ちていないか気をつけなくてはならない。
5番目の写真。このタイプはちょっとした街や公園の公衆トイレに多い。これは写真の右上から左下にかけて溝が切ってある。その溝にブツを落とすのだ。
溝には定期的に水が流れる。すると、上流から下流へ、黄河の濁流のごとくブツが流れていくという仕組みである。だから、なるべく上流に陣取った方がいい。僕の経験では、どういうわけか、流れてすぐのきれいな溝にまたがれたことはなく、股下には必ず先人のブツがある。
この手のトイレは二列以上あることが多く、駅なんかでたくさん人が入っているトイレに入ると、向かいのやつの尻からブツが出る瞬間という、日本ではなかなか見ることのできない風景を見る(または、見せる)ことができることがある。どうせなら、扉をつければいいのに、どういうわけか尻だけ隠す小さなプレートがついていることもあるのだが、前後を間違えると何の意味もなくなるので気をつけよう。
6番目の写真。いわゆる和式に近い。きんかくしがないのはデフォルトで、上海なんかの比較的きれいなトイレでもこのタイプが多い。メーカーはAmericanstandard社製か、国産。余談だけど、中国ではTOTOとかINAXはめったにお目にかかれず、ほとんどAmericanstandardのような気がする。
このタイプで気をつけなければいけないのは、日本人はついつい尻を入り口側に向けてしまうことである。必ず入り口に頭を向けること。ちょっと奇異な感じがするが、これは洋式トイレと同じなのである。なお、世界的にみて、壁に頭を向けるのは日本人だけらしい(キブラの方角が関係するためイスラム圏は除く)。ごくまれに扉がついていることがあるが、たいてい壊れている。
扉がない以外、普通に見えるが、実はいままで入ったトイレで一番びっくりしたのが、この6番目のトイレなのである。
ある招待所に泊まった翌朝、部屋のトイレを友人が使っていたので、ホテルのトイレを使おうとしたのである。
で、入ってみたら、このタイプの便器が入り口に向かって5つぐらい並んでいた。ドアはおろか仕切りもない。その上、窓が開いていてお日様さんさん、妙に明るい。
だがその時は朝だったから・・・五つとも青年たちが跨っていて、一斉にじろっと僕の方を見た。僕はそのまま後ずさりして退散した。トイレで何もしないで出てくるのは悔しかったが、これはいくらなんでもきつい。第一、どこで空くのを待っていればいいのか皆目見当がつかない。
その時、僕は初めて中国のトイレに負けたと思った。
コメント
コメント一覧 (3)
駅の改札横の通用口みたいな仕切り式で、下半身を隠すだけで
した。方向は横を向く配置でした。
私は、東北ブロックのトイレしか知れないけど、
地方のトイレは写真にあるのと同じような感じだった。
冬は、ピーンと凍るのでよろしく。
北京にいたとき、留学生寮は普通のトイレだったけど、
中国人学生の宿舎のトイレは、ドアもなく、
掃除も行き届いていないし、街のトイレと同じだった・・・。
街にくり出したときは、王府井の5つまでホテルまで行かせてもらった。
きれいでサービスが良かった(タオルや綿棒が置いてある)のは、
王府飯店と凱賓斯基(ケンビンスキー)飯店でした。(私の中では・・・)
全身を隠す扉は以外とマイノリティなのかも。
>やだ〜!これから、ランチに行くのに見ちゃったよー。
だから見るなと、書いたのに・・・。
>冬は、ピーンと凍るのでよろしく。
凍ったウ○しろまるコは汚くないと、ハルピン+ウズベキスタンで暮らした祖父が言ってました。