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北米独立Lのケベックキャピタルズが来年1月に日本でトライアウトを初開催

[ 2024年12月11日 08:00 ]

北米独立リーグのケベックキャピタルズが、日本でトライアウトを初めて実施

北米独立リーグのケベックキャピタルズが、日本でトライアウトを初めて実施する。来年1月11、12日に埼玉県熊谷市内の球場で、メジャーリーガーを夢見る若者向けに、門戸を開く。

MLBと業務提携を結び、運営されている北米独立リーグは(1)アトランティックリーグ(2)アメリカンアソシエーションリーグ(3)フロンティアリーグ(4)パイオニアリーグ、の4つから構成される。(1)アトランティックリーグには過去には仁志、筒香らがプレーし、マイナーの3Aレベルとされている。今回のケベックキャピタルズは(3)フロンティアリーグに所属し、2Aから1Aレベルの実力を持つ選手が集まっている。同チームには昨年は小東良投手が所属。過去には元ソフトバンクのグラシアルや、元ドジャーズクローザーのガニエもプレーしたチームだ。

トライアウト開催に尽力した野口貴弘さん(OVER SEAS代表)は「近年の日本の野球界がアメリカでも注目を集めていることがきっかけになった。大谷選手の飛躍、23年WBCでの日本人の成績はもちろん、野球に対する姿勢や振る舞いなどもアメリカでは好印象を持っている。だから日本人選手をチームに加えたいという思いがあるようです」と説明する。近年は日本のプロ野球を経ずに、アメリカに挑戦する若者も増えている。夢を追う選手のためにも、意義のあるトライアウトとなりそうだ。

10年からケベックキャピタルズの監督を務めるパトリック・スカラブリニ氏もトライアウトを視察予定。野口さんは「日本で初めて開催して、どのような結果になるか。第一歩になると思います」と話す。数年後、アメリカンドリームをつかむ若者が出てくるか、注目のトライアウトとなるだろう。(川島 毅洋)

(注記)トライアウトの申し込みはOVER SEASのインスタグラムのDMから

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