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カブス・鈴木誠也のジョエル・ウルフ代理人が会見 誠也のトレードは「あり得るが、可能性は低い」

[ 2024年12月11日 06:31 ]

会見を開いた佐々木朗希の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(撮影・杉浦大介通信員)
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カブスの鈴木誠也外野手(30)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が10日(日本時間11日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。100人の報道陣を前にトレード話が浮上している鈴木の現状について説明した。

米メディアの報道ではコディ・ベリンジャー外野手(29)とともにトレード候補に浮上しているとされているが「誠也はトレード拒否権を持っている。(と同時に)オープンマインドだ。ジェド(ホイヤー=カブスGM)はそれについてしっかりとコミュニケーションを取っている。昨夜、彼とこの件について話し、どのチームと話をしているかを教えてくれた。トレードしたいとは思っていないと思うが、断れない取引だと感じるシナリオがあるかもしれない。だから、どのチームだったら誠也が(トレードを)検討するかについて彼は私たちに話してくれた。誠也が行くことを望むのは小さな世界(=承諾するチームは少ない)。彼の意思は非常にはっきりしている。だから(トレードは)あり得るが、そうなる可能性は低いように思える」とトレードされる可能性は極めて低いとの見解を示した。

今季はDHでの出場が多かった鈴木だが、そうした起用法し関しては「日本からポスティングされたとき、フルタイムのDHとして出場してくれと言われていたら、彼がそのチームと契約していたとは思わない。日本での誠也は守備も優れていた。だからDHでいることは嬉しいことではない」と外野での守備機会を求めていることを明かした。

ただ、その一方で、今季は手痛い失策で翌日の試合ではスタメンから外される"懲罰"的なスタメン落ちが2度あったのも事実。そのあたりを指摘されると「彼の心持ちの話をしている。監督(の起用法)についての話をしているわけではない」とあくまでも鈴木自身が守備につきたいとの希望を持っていることの説明であることを強調。起用法に不満を抱いているわけではないとの説明に躍起だった。

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