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日本ハム・伊藤 さらなるレベルアップへチェンジアップ改良 オフはそば打ちにも挑戦予定

[ 2024年12月8日 06:00 ]

野球教室で小学生に投球を披露する日本ハム・伊藤
Photo By スポニチ

挑戦のオフだ。日本ハム・伊藤大海投手(27)が7日、北海道札幌市内で行われた野球教室に参加した。新庄剛志監督(52)から本拠地開幕戦となる4月1日ソフトバンク戦の先発に指名されている右腕。今季は最多勝&最高勝率の2冠に輝いたが、さらなるレベルアップへチェンジアップ改良に着手。私生活ではそば打ちを初体験する予定と、チャレンジ尽くしだ。

これから伸び盛りを迎える小学生に囲まれ、伊藤が笑顔を振りまいた。まだ学童野球に所属していない子供とも体を動かし、「これからチームに入ります」と言う子もいた。そんな中、伊藤が挑戦するのは球種改良だ。

「チェンジアップは考えたい。最終戦にソフトバンクとやった時に手詰まりだった。そうならないボールは探しながらやりたい」

今季のCSファイナルS第1戦で黒星を喫したソフトバンクは、来季に先発が内定している4月1日の本拠地開幕戦の相手でもある。リベンジを果たすためにも「投げられないものだと思っていたけどもう一回、試行錯誤している。勝負できる球にしたい」と握りも含めて改良を進める。

理想には「チェンジアップは(レンジャーズの)シャーザーですかね」とサイ・ヤング賞に3度輝いた右腕を挙げた。さらに、プライベートでは「そば打ちがしたい」と宣言。釣りが趣味で、魚がさばけて寿司も握れる多才な右腕は「日本料理であとは何かといえば、そば。そば打てるって格好よくないですか」と笑う。苫小牧で飲食店を営む知人に勧められ「来年か12月中かに修業に行こうかなと」と胸を躍らせた。

野球教室では、自身のユニホームや帽子に加え、アクセサリーの契約を結ぶ「taitai」が主催していたこともあり、ネックレスをじゃんけんで勝った小学生にプレゼントするなど大サービス。野球にチャレンジする子供を後押しし、「メーカーさんと一緒にできるのは、野球発展のために凄くいい」と笑った。(田中 健人)

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