新加入のヘルナンデス外野手がオンライン会見「勝ちたいし、ドジャースよりも良い場所は他にない」

[ 2024年1月17日 12:01 ]

ドジャースと1年2350万ドル(約34・6億円)で契約したテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)がオンラインで会見。当初は複数年契約を求めたが、ドジャースとプレーすることに魅力を感じ、単年契約に応じたと明かした。

「プレーオフに出られるチームで、自分をより良い選手にしてくれる組織に入りたかった」と言う。気になるのはヘルナンデスの23年のマリナーズでの成績でOPSは・741とキャリアで最も低く、211三振も喫した。だがこれは投手有利とされるシアトルのTモバイルパークに合わなかったから。同球場でのキャリアOPSは95試合にプレーして・712である。「どれだけ自信を持って打席に立てるかだ。昨季は難しかった。数字を見てもらえればロードゲームとの間のギャップが大きいと分かる」と本人。

ドジャースのブランドン・ゴームスGMはヘルナンデスが正左翼手であると明言。「パワーと、対左投手の成績でうちの打線にすごくフィットする。興味深いのは高めの直球をしっかり叩けていること。どの球種も打てる打者だが、そのゾーンに来ると特に大きいのを打てる。投手がストライクゾーンに投げないといけない状況に持って行きさえすれば、一番彼は力を発揮できる」と説明した。

ちなみに対左投手のキャリアOPS(出塁率+長打率)は・887だ。この契約を含め、ドジャースは大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーに総額12億3568万7500ドル(約1818億1905万8750円)の契約を与えた。「チームを良くするためにはどれだけお金を使おうが厭わない、そんなチームに選手は行きたいもの。彼らは勝ちたがっているし、自分もそう。今、ドジャースよりも良い場所は他にない」と話している。

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スポニチアネックス取材班