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日本ハム・池田 今季初のブルペン入り "新庄指令"に意欲

[ 2024年1月17日 06:00 ]

今季初ブルペンで順調な調整ぶりを見せた池田
Photo By スポニチ

日本ハムの池田隆英投手(29)が"新庄指令"に意欲を示した。16日に千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、今季初のブルペン入り。立ち投げ10球、捕手を座らせて12球の計22球を投げ込み「最初にしては良かったんじゃないですかね。予定通り、今のところは順調に進んでいると思います」と、キャンプインに向けて手応えを口にした。

中継ぎに転向した昨季は自己最多の51試合に登板し、チームトップの25ホールドをマーク。「8回の男」としてブルペンを支えたが、オフに新庄監督は「池田君が例えば5、6球で(1回を投げ)終わったとしますよ。そしたら、回またぎで行ってもらっても良くないですか?」と、回またぎでの起用も示唆していた。

もちろん、池田も指揮官の意向は把握済み。先発だった昨オフはブルペンで100球ほどを投げ込んでいたが、「今年は回またぎがあるという話なので」と、2イニングを想定して質の高い約40球を投げ込んで調整していく。右腕は「焦ってはいないが、しっかりと仕上げた状態でキャンプインを迎えたい」と見据えた。

今オフ、チームは159キロ右腕のマーフィー、162キロ右腕のザバラ、バーヘイゲンら即戦力助っ人投手を獲得した。勢いのある若手も控えているだけに、池田は「しっかり8回のポジションを守りたいなと思う」。昨季は火消し、回またぎとフル回転したが、それができるのは池田だけ。今季もチームのために腕を振る。(清藤 駿太)

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