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ソフトB・小久保監督、就任1年目から積極発言!ベンチ内タブレット持ち込みなど提言

[ 2024年1月17日 05:25 ]

<NPB12球団監督会議>会議後に記者の質問に答える小久保監督(撮影・尾崎 有希)
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監督会議ではソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が積極的に"提言"。新ルールの導入、現行ルールの改正について意見を述べた。

(1)ベンチ内へのタブレット端末の持ち込み
小久保監督は「時代の流れが速い中で、ルール改正だったり、そういうところも含めてね。タブレットをベンチ内に持ち込む姿はMLBでは大谷翔平選手が常に打席のチェックをしているじゃないですか。そういうのはどうなのかと」と説明した。大リーグでは16年に専用アプリによるベンチ内での打撃内容の分析が認められた。19年のアストロズのサイン盗みが発覚して禁止となったが、21年に再度認められることになった。指揮官の発言通り、大谷がタブレット端末で自身の打撃をチェックする姿はよく見られる光景だ。

(2)育成選手に関する規定の改正
昨季まで2軍監督を務め、4軍制を敷くチームの指揮官らしい発言だった。現行のルールでは育成選手が2軍の試合に出場できるのは「1球団1試合5名以内に限られるものとする」という規定があるが、増やすことを要望。「時代に合わせた変更、改善。全ては強いチームをつくるためであり、いい選手を育てるのは今日ここに来ている人たちの共通のことだと思う」。05年の導入から20年目を迎える育成選手制度に一石を投じた。

「球界の発展、繁栄に向けて」と小久保監督。より魅力的な野球界にするため、就任1年目から積極的に発言した。(森 寛一)

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