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全日本大学野球連盟監督会 栗山英樹氏が講演 大学侍・堀井監督が「重い」と感じた言葉

[ 2024年1月17日 14:58 ]

侍ジャパン大学日本代表監督を兼務する堀井監督
Photo By スポニチ

侍ジャパン前監督の日本ハム・栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)が17日、横浜市内のホテルで開かれた全日本大学野球連盟監督会で「WBC王者への道」を演題として講演した。同会会長の慶大・堀井哲也監督が挙げた勝負の分岐点など5つのテーマに沿って熱弁した。侍ジャパン大学日本代表監督を兼務する堀井監督は「チームづくりのところなど大変参考になりました」とコメントした。

前日16日に行われた監督会第1日では規則説明や東農大応用生物科学部の勝亦陽一教授から「子供の現状から考えるスポーツ・野球振興」、日本学生野球協会理事の大橋卓生弁護士から「暴力・ハラスメント根絶に向けて」をテーマとした講演などが行われた。2日目のこの日は栗山CBOの講演で全日程が終了。堀井監督は「本当にありがたい機会。非常に勉強になったと思います」と振り返った。(柳内 遼平)

以下は堀井監督との一問一答。

――監督会2日目が終わりました。
「本当にWBCの大活躍、舞台裏、本音のお話しを伺うことができました。監督の皆様にも非常に参考になったと思います。特に私は代表監督、トップチームの監督のお話で、こういう風にチームをつくっていくんだ、というところで大変参考になりました。同じようにはできないかもしれませんけども勉強になりました」

――いろいろなチームからいろいろな選手が集結する共通点がある。
「短期間でのまとめ方がすばらしいと思いました。やっぱりキーマンですか。やっぱり人というところを基準に選んでいくというか。"最初にチームを招集した時点で8割が決まる"という言葉が非常に重かったですね。皆さんが現場を持っている中で、(大学侍は)選考委員の皆さんの意見が非常に重要になってくると思います。いいチームをつくっていける情報を参考にしたいと思っています」

――先ほどキーマンというワードがありました。
「人が集まる条件は大学野球とまた違った条件なんでしょうけど、大学野球にも人を惹きつける力、魅力のある選手が核になっていくと思います。そのような選手をしっかりと中心に選んでいきたいと思います。そのためにも私だけではなく、選考委員の目、情報も凄く大事だと思います。これからシーズンに入って、いろいろ情報交換しながら代表候補合宿に向け、観察していきたいと思います」

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