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事例から学ぶ少年非行

真の少年非行対策をめざして

事例から学ぶ少年非行

過去10年間に高松家裁で処理された非行事案について処分内容や再非行の有無等を分析、提言。

著者 高松少年非行研究会 編著
ジャンル 法律 > 少年法 > 実務書
出版年月日 2005年08月22日
ISBN 9784877982638
判型・ページ数 A5・120ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 絶版

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過去10年間に高松家裁で処理された殺人・強姦・傷害致死・放火等の非行事案について処分内容や再非行の有無、少年審判のあり方、情報公開の意義と問題等を分析、提言。

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はじめに――真の少年非行対策をめざして
少年保護事件処理概略図

第1部 事例で見る少年非行その後・・・廣田邦義+畠 毅郎
データから見た重大事件の再非行
香川県内の重大事件数の推移
事例1 「元カレ」の家を放火した女子高校生
事例2 自殺願望を持つ少年――殺人未遂の事例
事例3 祖母を殺害した事例
事例4 野球少年の再生;集団非行による強盗
事例5 強制わいせつ少年の試験観察
事例6 強姦のできないわいせつ少年;単独の強姦未遂
事例7 強盗・強姦と重大事例を繰り返した少年
事例8 虚像の「伝説」を用いてのし上がる少年
事例9 喧嘩の寸前で思いとどまった少年
事例10 芸能界を夢見る男子中学生

第2部 少年法の担い手ー非行少年とどう向きあうか
少年事件裁判官論・・・生田暉雄
はじめに
「最近の一ケースに関連して思うこと」
コメント

劣化させられた家庭裁判所調査官制度 ー甦らせる手立てはあるか・・・杉山政志
はじめに
調査官を取り巻く実情
劣化させられたなかで出現してきた4つの調査官タイプ
地域に密着しようとする(あるいは密着した)調査官のあり様について
―「流れ川を棒で打つ」あるいは「密着型」タイプ―
甦らせる手立ては

少年・保護者から見た警察と家裁・・・廣田邦義
警察
家庭裁判所

第3部 少年非行対策への提言
「原則逆送」事件における社会調査のあり方・・・廣田邦義
はじめに
「原則逆送」という言葉の独り歩き
逆送の類型
改正前の原則逆送事件の例
原則逆送事件の基本的視点
処遇プランの提案

少年事件に関する情報公開・・・岡田行雄
はじめに
警察と弁護士による情報公開の意義と限界
家庭裁判所による情報公開の意義とジレンマ
少年非行に関する適切な情報公開に向けた取組み
結びに代えて

少年非行の被害者と加害少年に対する援助 ー国家責任の明確化に向けて・・・倉良一
検討の視点
被害者の救済と蘇生とは?
加害者の救済と蘇生とは?
国家の責任と役割
より良い解決をめざして

福祉から遠ざかる少年非行 ー結びに代えて・・・岡田行雄
はじめに
触法少年事件に関する警察による「調査」
14歳未満の少年の少年院送致
保護観察中の少年への新たな措置
結びに代えて......非行少年に真の福祉的援助を

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