外交部(外務省)は27日「2016年G20サミット第3回シェルパ会議は杭州サミットの積極的な成果に向けて強固な基礎を固めた」と題する文章をウェブサイトに掲載した。人民日報が伝えた。
文章によると、今回のシェルパ会議にはG20構成国、来賓国、国際組織の調整者など国内外の代表300人余りが出席。多くの共通認識にいたり、杭州サミットの政治的準備の強固な基礎を固めた。
今回のシェルパ会議は杭州サミット準備作業の終盤における重要な会議であり、成果の進展を確定し、サミットの成功を確保するうえで重要な意義を持つ。会議は杭州サミットの日程などを通知し、首脳声明の基本的枠組や要素について原則合意し、サミットの中心的成果について踏み込んで意見交換し、進展を確定し、目的を達成した。
「イノベーション成長方式」の議題の下、世界経済の中長期的成長の潜在力の強化、新たな原動力の掘り起こしに着眼し、G20イノベーション成長ビジョン及びイノベーション行動計画、新産業革命行動計画、デジタル経済発展・協力提案を原則的に承認した。
「より効率的なグローバル経済・金融ガバナンス」の議題の下、G20反腐敗・逃亡犯逮捕・不法取得資産没収ハイレベル原則を原則的に承認し、反腐敗・逃亡犯逮捕・不法取得資産没収研究センターを中国に設立することで合意。2017―2018年反腐敗行動計画、起業行動計画、再生可能エネルギー行動計画、エネルギー効率リード計画などを原則的に承認した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月28日
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