財政部(財務省)が20日に明らかにしたところによると、アジア太平洋経済協力(APEC)の第21回財務大臣会合が22日に北京の釣魚台国賓館で開催される。アジア・太平洋地域の経済協力と経済発展をめぐり、4つの議題が取り上げられる見込だ。「新華網」が伝えた。
財務大臣会合には、21カ国・地域の財務大臣、国際機関の責任者、民間機関のシニア代表が参加する。会合日程は次の通り。22日午前に開幕式、これに続いて参加代表が「地域のマクロ経済の情勢と見通し」、「インフラをめぐる投融資協力」、「経済構造の調整を促進する財税政策と改革」、「金融による地域の実体経済発展への支援」という4つの議題について討論を展開、財務大臣共同声明と関連の成果の発表、会合終了後に共同記者会見。
APEC財務大臣会合はAPECメカニズムにおける専門閣僚による最重要の会合の一つであり、アジア・太平洋の各国・地域が世界や地域の重要な財政金融問題および地域の経済協力プロセスを話し合う重要なプラットフォームであり、APEC首脳会議の財政金融をめぐる討論や成果の推進に直接貢献するという役割もある。今回の財務大臣会合は財政部(財政省)が主催する。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月21日