本を読むこと(3)
2020年12月23日 (水) 投稿者: メディア社会コース
高校生の皆さんには、読みにくい本だと思いますが、『椿井文書―日本最大級の偽文書 』は私が最近(これを書いているのは2020年10月01日です)読んだ歴史に関する本です。この副題を読むと分かるように、偽文書について書いているのですが(神社の由来などの現代で言えば古文書を作成してしまうわけです)、椿井氏の文書の作成の過程や広がり方や使われ方は、ちょっとしたピカレスクロマン(悪漢小説)を読んでいるようです。椿井氏は悪漢というわけでは全くないのですが。
私は偽文書であるのか、同じ箇所を調べた研究のように真実のものであるかは全く判断出来ません。この本を読んですらも、分からないです。でも、古文書にかぎらずこんなことは沢山あるかもしれないと思わせられた一冊でした。
でも,このように様々なものを読みながらあたらしいものを発見する喜びも大学で学ぶ楽しみの一つなのだなと思います.
山崎 晶子
「ソーシャル」カテゴリの記事
- 大学院講義(2019年03月05日)
- 卒業論文の発表(2019年02月05日)
- WEB3Dと地域振興(2019年01月04日)
- 高校生のみなさんがメディア学部から世界へ羽ばたくために!(2019年01月23日)
- NHK学生ロボコン2018(2019年01月11日)
CALENDARカレンダー
RECENT ENTRY最新の投稿
- メディア学部の情報はこちら
- メディアコンテンツコースの情報はこちら
- メディア技術コースの情報はこちら
- メディア社会コースの情報はこちら
- 入試情報はこちら
- 資料請求はこちら(大学案内、募集要項等)
- 東京工科大学の情報はこちら