8月5日オープンキャンパスでの「デジタル音響処理と人間の聴覚」
2018年8月 4日 (土) 投稿者: メディア技術コース
明日(8月5日)は東京工科大学のオープンキャンパスです。大淵・越智研究室では、「デジタル信号処理と人間の聴覚」というテーマで、音や声、聴覚に関わる科学や技術についての展示、研究紹介を行います。
(1)大声コンテスト・サウンドスペクトログラムを見よう
防音室で大声を出してみて、それを分析してサウンドスペクトログラムといわれる画像に出力します。サウンドスペクトログラムとは、音や声に各周波数(音の高さに関わる量)の音がどれぐらいずつ含まれているかを短い時間ごとに分析してその時間変化を表示したもので、声の指紋に例えられることもあるものです。人間の声は下図の縞模様の構造を持っているのが特徴です。ぜひ自分の声の分析をしてみましょう。
(2) オーディオビジュアルパフォーマンスのためのライブインタフェース
音声認識技術を使って音楽装置や演出装置を制御できるシステムの研究をしています。また、このシステムを使った映像と音楽からなるギターパフォーマンスを制作してます。
(3)立体音響を使った女性向け恋愛ゲーム
バイノーラル録音を使用し、立体音響になっているボイスを実装した女性向けのノベル型恋愛ゲームです。ゲームをする人は多いと思いますが、立体的な音響を体験したことはありますか?バイノーラルマイクという、人の両耳の位置で録音すると、聞こえてくる方向を再現できるマイクを使って録音したゲームの効果を、去年の卒業生が研究していました。この展示ではそのゲーム場面を実際に聞いて体験してもらえます。
(4)VRスイカ割り
こちらは、バーチャルリアリティ(VR)と音響処理技術のひとつの音源定位を組み合わせた、新しいスイカ割りゲームです。音源定位は音の来る方向を推定する技術です。ここでは、二人が協力して音を使ってVR空間上のスイカを割ります。
8月5日のオープンキャンパスにお越しの方は、ぜひ大淵・越智研究室に音を使った遊びや研究体験をしに来て下さい。
(メディア技術コース 越智)
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