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こんにちは。石田です。
編集後記にチャレンジしてみました。第1回は、「私の夏休みの過ごし方」です。
(ネタがないときはお休みします)

前回の記事で、一般的に回転機械において最も異常発生頻度の高い箇所は軸受で、実に破損原因の3割を占めるといわれていると書きました。
前回記事はこちら→: 【コラム】回転機の異常発生の3割はくろまるくろまるが原因?

つまり、BM(故障してから保全を行う)や、TBM(決められた周期に従って保全を行う)でメンテナンスを行っている場合でも「軸受診断」を定期的に行えば、故障の頻度を減らせる可能性がある、ということになります。

では、みなさんどのような診断手法を用いているのでしょうか?
調べてみたところ、やはり多くの企業で「振動法」が用いられているようです。

軸受・ギアの主な診断手法

振動計は、欠陥が発生している部位や原因特定をするのに優位性のあるツールです。

ただ、軸受診断であれば軸径・回転数を調べて管理値を計算してと、事前準備が大変なのが実情のようです。
以前、化学会社で保全を担当していた方に伺ったのですが、担当する機械は300台(!)を超えていたとのこと。気が遠くなるような数字ですね。

振動法は、精密診断技術としては優れていますが、管理値が多岐にわたることもあり、上記のような状況では簡易診断ツールとして使用するには限界がありそうです。

振動計での精密診断以外にも、不良を早期に検知できる技術として、「潤滑油分析」がありますが、解析に必要な最低限の知識はもちろんのこと、採取後、分析の時間が必要なので、そんなに頻繁には行えないそうです。

次回、「その他」に該当する手法にはどのようなものがあるのかについて、記事にしようと思います。

関連製品: 低速も診断可能!AEセンサ搭載ベアリング診断器 MHC

だいやまーく編集後記 vol.1 「私の夏休みの過ごし方」だいやまーく

いよいよ夏休みですね。みなさんはすでに予定など決まっているのでしょうか。
私はというと、暑さに弱く、基本的に夏休みは家でおとなしくしていることが多いです。
代わりにGWや冬休みは思い切って海外にいったりしています。

今年のGWは友人と二人で、ドイツ・ベルギー・オランダにいってきました。
フライトからホテル、美術館まですべて自分で予約。完全な個人旅行です。
去年も夏休みにいろいろと下調べしていた記憶が...。
今年の夏も涼しい部屋で、熱くなれるプランを考えたいと思います!

みなさまも楽しい夏休みをお過ごしください。

鉄原実業 石田
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#鉄原実業
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traq

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