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こちらの記事です。
男性の生涯については、貧困だったのではないかという推測が成り立つ程度の事実はあるようです。
当協会も九大と一駅程度のところにありますから、何度か箱崎キャンパスに足を運んだこともありますが、確かに校舎もだいぶん古くなっているのは確かです。
周りに飲食店とかがあまりなくて、学業のための施設という感じがします。
それで今年、その箱崎キャンパスから移転ということになったわけですが、自殺した男性は研究室で寝泊まりしていたようですね。事実上のホームレスに近い状態だったのかもしれません。
ホームレス=貧困だとすれば、彼は貧困だったのは間違いないでしょう。
記事内では奨学金を借りていたのではないかと推測していましたが、彼が本当に借りていたとするならば、確かに数百万円分の借金がある状態ということになるでしょう。いくら奨学金とはいえ、毎月の返済金額というのはありますし、借金をしているという状態に対して精神的に追い詰められる人もいます。
貧困であるがゆえに自殺したのか?
自殺については日本は年間二万人程度いるようで、近年若干の減少傾向がみられますが、まだ先進諸国の中では多いようです。
その理由は、わかりません。
自殺の理由については三つぐらいをピックアップするようなデータ収集をしており、その中で確かに経済的困窮もおおいに関係があるようです。
基本的に自殺の前段階では精神的な虚弱状態があるように思えます。つまり、精神的に【まいってしまう】段階がある。
このまいってしまう原因は、人それぞれさまざまなので、他人の心を好き勝手に想像したところで、所詮は想像にすぎないと思うのですが、それでも人間であれば、およそ経済的困窮状態に対して不安を感じるということは多いように思います
ただ、自殺というのは先にも述べたように複合的理由ということが多いです。
貧困"も"関係あるでしょうが、貧困だけではないことも多く、いろんな理由が重なっています。
生活保護は、経済的な困窮を救う機能はありますが、自殺の理由をすべてカバーすることはできません。
ここが難しいところで、たとえば、生活保護受給しようかというときに、一般的には、生活保護を貰うということは、普通に働いている人の税金でその生活をまかなっていくことですから【申し訳なさ】を感じたり、【恥ずかしさ】を感じたりします。
そういった誇りのようなものを売り払うという感覚がある限りは、経済的に困窮していたとしても生活保護を貰おうとは思わないでしょう。
そこには個人ごとの考え方や価値観があると思います。
もちろん中には生活保護でいただいたお金を使い倒してしまおうという人だっていますけどね。
逆に、絶対に生活保護になりたくない。なるくらいなら死ぬという価値観だってあるわけです。
なにも自殺しなくても・・・
と思うのも、個人ごとの考え方ですが、命は絶対に大切だというのも、ある種の信仰心であって、相対的なものなんだと思います。
だから、今と未来に絶望し、命を断つのがお得だという考え方もあるわけです。
このあたりも不透明で、正直なところわかりません。
研究としての学問と実際の生活保護の現場との差異があるでしょうし、"誇り"の問題もあるでしょうし・・・。そもそも自殺の動機を問うたところで本人にしかわからないことだと思います。
ただ、この問いかけ自体は必要なのかなと思うのです。
例えば、生活保護が"誇り"を傷つけるのだとしたら、それは内心の問題ですが、イメージの払しょくはしていかなければならないでしょう。生活保護は受給してもよいというイメージ。あまりやりすぎると権利意識が強すぎると言われてしまうかもしれませんが・・・。
ともかく、生活保護の制度も刷新していく必要があります。
考えられるのは、ケースワーカーにある種のカウンセリング的な位置づけを求めることでしょうが、ただでさえ忙しさマックスのケースワーカーにこれ以上の業務は厳しいでしょうから......。
生活困窮状態のカウンセリングする機能を別途作ったほうがよいのかなぁと思います。
今でも生活保護課自体がその機能を担っているのかもしれませんが、一般人にとっては敷居が高いのかなと思うんですよね。
それよりも生活保護自体のイメージアップ? アップというか、必要以上にマイナスイメージを持たないようにキャンペーンするというか・・・。
そもそも生活保護の根底には税金で養われているという申し訳なさがあって、そのせいで日陰者としてのイメージも付着しているのかなと思います。
まあそれは、生活保護の性質上やむを得ない部分もあるのでしょうが、死においこまれるほどのマイナスイメージがあるのならば、それは払拭すべきです。
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こちらの記事です。
2018年9月7日、九大・箱崎キャンパスで火災が発生し、元大学院生だった46歳の男性が遺体で発見されました。男性は、自殺目的で放火したものと見られています。本記事では、事件を「貧困」という切り口から検証します。
男性の生涯については、貧困だったのではないかという推測が成り立つ程度の事実はあるようです。
当協会も九大と一駅程度のところにありますから、何度か箱崎キャンパスに足を運んだこともありますが、確かに校舎もだいぶん古くなっているのは確かです。
周りに飲食店とかがあまりなくて、学業のための施設という感じがします。
それで今年、その箱崎キャンパスから移転ということになったわけですが、自殺した男性は研究室で寝泊まりしていたようですね。事実上のホームレスに近い状態だったのかもしれません。
ホームレス=貧困だとすれば、彼は貧困だったのは間違いないでしょう。
記事内では奨学金を借りていたのではないかと推測していましたが、彼が本当に借りていたとするならば、確かに数百万円分の借金がある状態ということになるでしょう。いくら奨学金とはいえ、毎月の返済金額というのはありますし、借金をしているという状態に対して精神的に追い詰められる人もいます。
自殺については日本は年間二万人程度いるようで、近年若干の減少傾向がみられますが、まだ先進諸国の中では多いようです。
その理由は、わかりません。
自殺の理由については三つぐらいをピックアップするようなデータ収集をしており、その中で確かに経済的困窮もおおいに関係があるようです。
基本的に自殺の前段階では精神的な虚弱状態があるように思えます。つまり、精神的に【まいってしまう】段階がある。
このまいってしまう原因は、人それぞれさまざまなので、他人の心を好き勝手に想像したところで、所詮は想像にすぎないと思うのですが、それでも人間であれば、およそ経済的困窮状態に対して不安を感じるということは多いように思います
ただ、自殺というのは先にも述べたように複合的理由ということが多いです。
貧困"も"関係あるでしょうが、貧困だけではないことも多く、いろんな理由が重なっています。
生活保護は、経済的な困窮を救う機能はありますが、自殺の理由をすべてカバーすることはできません。
ここが難しいところで、たとえば、生活保護受給しようかというときに、一般的には、生活保護を貰うということは、普通に働いている人の税金でその生活をまかなっていくことですから【申し訳なさ】を感じたり、【恥ずかしさ】を感じたりします。
そういった誇りのようなものを売り払うという感覚がある限りは、経済的に困窮していたとしても生活保護を貰おうとは思わないでしょう。
そこには個人ごとの考え方や価値観があると思います。
もちろん中には生活保護でいただいたお金を使い倒してしまおうという人だっていますけどね。
逆に、絶対に生活保護になりたくない。なるくらいなら死ぬという価値観だってあるわけです。
なにも自殺しなくても・・・
と思うのも、個人ごとの考え方ですが、命は絶対に大切だというのも、ある種の信仰心であって、相対的なものなんだと思います。
だから、今と未来に絶望し、命を断つのがお得だという考え方もあるわけです。
憲法学を専門としていたAさんが、生存権と生活保護を知らないわけはありません。もしかすると、「自分は働けるんだから対象にならないはずだ」と思い込んでいたのかもしれません。あるいは、生活保護で暮らしている人々に対する「自立支援」こと就労指導の熾烈な実態を知っていて、「生活保護になったら研究はおしまい」と思っていたのかもしれません。
研究としての学問と実際の生活保護の現場との差異があるでしょうし、"誇り"の問題もあるでしょうし・・・。そもそも自殺の動機を問うたところで本人にしかわからないことだと思います。
ただ、この問いかけ自体は必要なのかなと思うのです。
例えば、生活保護が"誇り"を傷つけるのだとしたら、それは内心の問題ですが、イメージの払しょくはしていかなければならないでしょう。生活保護は受給してもよいというイメージ。あまりやりすぎると権利意識が強すぎると言われてしまうかもしれませんが・・・。
ともかく、生活保護の制度も刷新していく必要があります。
考えられるのは、ケースワーカーにある種のカウンセリング的な位置づけを求めることでしょうが、ただでさえ忙しさマックスのケースワーカーにこれ以上の業務は厳しいでしょうから......。
生活困窮状態のカウンセリングする機能を別途作ったほうがよいのかなぁと思います。
今でも生活保護課自体がその機能を担っているのかもしれませんが、一般人にとっては敷居が高いのかなと思うんですよね。
それよりも生活保護自体のイメージアップ? アップというか、必要以上にマイナスイメージを持たないようにキャンペーンするというか・・・。
そもそも生活保護の根底には税金で養われているという申し訳なさがあって、そのせいで日陰者としてのイメージも付着しているのかなと思います。
まあそれは、生活保護の性質上やむを得ない部分もあるのでしょうが、死においこまれるほどのマイナスイメージがあるのならば、それは払拭すべきです。
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