[フレーム]

介護徒然草

身寄りが無い人と身元引受人の関係、介護と申請について、よくある問題点とその対応について書いてます。

2021年08月

[画像:A4サイズぴったり_02]


こちらの記事です。

新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるなか、昨年まで進められてきた「病床削減」方針を見直そうという動きが出てきました。すでに削減されてきた保健所や感染症病床のあり方も問われています。もっとも一連の削減にも理はあったのです。増大する一方の医療費をどうするかという問いに新型ウイルスが示した「伝染病の脅威は去っていない」という警告を加えて我々はどうすべきでしょうか

つまりは本邦においては病床を減らそうという方針だったわけです。
これは逆に言えば、『在宅へ』という方針だとも言えます。
できる限り、病院に滞在させず、さっさと退院させる。
例えば、入院が長引けば、医療報酬を下げるというのもその一環だったりします。

なぜか?

端的に言えば、高齢化が原因です。
高齢化すれば、医療費がひっ迫します。
高齢者は病院に滞在する時間が長くなり、時間的にも経済的にもリソースを割く必要があるからです。

なので、医療費を圧縮するために病床を削減してきたという流れがあります。

記事でいわれているような「社会的入院」要するに住む場所がないから病院に住まわせてしまおうというのも実際、結構あります。

身寄りがいない方が、病院で働きながら暮らしていたが、高齢になるにつれいよいよ働けなくなり、そのまま病院に入院し続けてしまう。

なのでそもそも病床を削る。

ただ、病床を削るというのは、いい面も悪い面もあります。
いい面は、在宅へというのは、理想ではあるといえる点です。どこも悪くなく治療の必要もないのに、入院しつづけるのは医療リソースの無駄です。確かに高齢になってくればだいたいはどこかが悪くなっていくものですけれども、そうではない人も惰性で受け入れる体制ができてしまっていました。

日本では病院で亡くなる人が相当に多いというのも問題です。
なので、在宅へ促す病床削減はいい面もあります。

悪い面は、今回のように新型コロナのような感染症や、あるいはそれ以外の病気、つまるところ医療リソースそのものを削っていたということでしょうか。

いざという時に必要となるものを、普段は不要だからといって切り捨てていた。

それが悪い面です。

ただこればかりは日本全体の医療リソースの問題なので......一概にどうこう言えない部分もあるんですよね。

新型コロナ対策だけの問題ではなく、高齢化という大きな流れのなかで考えなければならない問題だといえます。






この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#新型コロナ
#病床

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

全国的な感染の急拡大に伴い、濃厚接触者となって14日間の自宅待機を余儀なくされる医療職・介護職が増えている。人材確保に苦労する現場の関係者からは、国に運用の見直しを求める声が噴出。厚労省は今月13日、新型コロナの感染者の診療にあたる医療職らに限って、例えば以下の要件を満たせば仕事を続けられるとする通知を出した経緯がある。


◯ 新型コロナ対策に従事する医療職であること。


◯ ワクチンを2回接種済みで、2回目の接種から14日間経過していること。


◯ 毎日、業務前に検査で陰性が確認されており無症状であること。


厚労省は今回、こうした取り扱いを新型コロナに対応していない一般の医療職にも広げる通知を発出した。介護職については依然として自宅待機が必要。今後、医療職を踏襲する形でルールが緩和される可能性もある。

感染拡大に伴い、医療・介護リソースが大幅に減少しているということでしょう。

いままでは濃厚接触者は14日間の自宅待機ルールがあったはずです。それが、毎日業務前にPCR検査を行って陰性だったらOKというふうにルール変更がなされています。

濃厚接触者についていえば、隣の席に座っていて業務をしていたとか、そういう距離感ですから感染の可能性はやはり高い。デルタ株などの感染力が強いウイルスであればなおのことそうでしょう。

現状、日本のウイルスはデルタ株に九割方置き換わっているというデータもあるそうです。

他方でPCR検査というのは精度も検査時間も高まりを見せていますが、完全に100%感染しているのを見抜けるかというとそうでもないわけで......。

このような状況の中で、濃厚接触者の待機時間を減らすのは、リスクのある行為だと思われます。

しかし一方で、そうでもしないと職員の確保ができないという現実もあります。介護や医療の現場ではクラスターが発生した場合の濃厚接触者はほぼ職員の全員になってしまうでしょうから、要するにそこでの医療や介護を維持できないということなのでしょう。

でも、濃厚接触者が陰性であっても現場に出ざるをえないということになると、院外感染リスクが高まりますし......。なんというか手詰まり感が非常に強い状況です。

介護や医療は必要な人にとっては生き死にに関わる場所なわけですが、その場所の感染リスクとリソースの調整というのは極めて厳しいものになっていくかと思います。






この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#ワクチン
#新型コロナ

[画像:A4サイズぴったり_02]


こちらの記事です。

なんというか、いままで言葉にしきれていないモヤモヤが言語化されていたような気持ちです。
特に印象深かったのがタイトルにもした現在の日本は生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではないというところ。

積極的というのはどういう意味でしょうか。

福祉というのは、税の再分配とパレート最適にあるでしょう。
パレート最適とは、「資源配分する際、誰かの効用(満足)を犠牲にしなければ、他の誰かの効用を高めることができない状態」のことを言います。要するに誰も損をしないで全体の利益が最大化されることをいうわけですが、もちろん理想です。

例えば生活保護受給者に対して生活保護費を受給させるということは、多数の者から集めた税金を投入しているわけですから、税金を徴収される一人一人は損をしていることになります。

つまり、パレート最適はあくまで理想状態であって、現実的には福祉を追及する限りパレート最適はなされないわけですが......、生活保護受給者についてみれば「健康で文化的な最低限度の生活」を送るために必要な金銭は給付される。そのためにちょっぴりずつ負担してもらうというのは、いわば、パレート最適の変形と言えます。誰も「最小限の損」しかなくて全体の利益が最大化されるという方向性こそが福祉だからです。

要するに資源を最大限有効活用しようとするのが福祉ということになります。

日本が生活保護や低所得者への支援に積極的ではないというのは、このパレート最適を目指していないということを指すのではないかと思います。つまり資源の最大有効活用がなされていない。

どういうことかというと、生活保護受給者は基本的には『働かない』ほうが得であるし、低所得者は『働く』ことでより損をするという構造になっているということです。

生活保護受給者は働いて得たお金が受給額を越えれば生活保護を打ち切られますし、もし受給額を越えてなくても働いた分のお金は差し引かれてしまいます。

また、低所得者は働くことで生活保護圏内を越えてしまう。つまり生活保護を受けられなくなってしまう。これは単純に生活保護のほうが働かなくていいから楽という話ではなく、医療や介護の面において負担のない生活保護対象者のほうが有利ということを意味しています。

要するに制度的に生活保護という仕組みはよろしくない点があるということです。

ではどうするかという話ですが、仕組みの問題とリソースの割り振りの問題は切り離せないと思います。生活保護の対象や仕組みを変えると、その分必要なリソースが増えるのか減るのか、そこも変わってくるはずです。

仕組みという点では、上記のような生活保護が働けば働くほど不利になるという点をどうにかしなければならないわけですが......、例えば生活保護対象者が働いたらその分はオンされるという仕組みはどうでしょうか? この場合、低所得者よりも収入が増えるということがありえるかもしれません。不公平だという話になるでしょう。

働けば働くほど不利になるというのはよろしくないが、働けば生保が有利になるというのもバランスを考えなければ結局同じ結末になりそうです。

他には生保を現物支給にして金銭的支給は最小限にとどめるというようなやり方も考えられていますが、金銭と違って配り方を工夫しなければならず余計に手間とコストがかかるのではないかといわれています。また、金銭でしか賄えない『文化的』な部分について、生保受給者は劣悪な環境に置かれる恐れもあるでしょう。低所得でも生保よりマシだというふうに思わせるようなやり方はあまりよろしくはないと思います。

であれば、やるべきなのは低所得者層の引き上げでしょう。働ければ働くほど貧困に陥ることなく、最低でも働いたら働いただけ暮らし向きが楽になっていくというような仕組みを作る必要があります。

その仕組みの多くはリソースの割り振りの問題でもあるでしょう。記事内でも書かれていましたように、税金をより多く収める人たちとの課税の問題になりそうです。それと裏側である低所得者層への課税の問題にも。もちろんそれだけではないのでしょうが。

ひらたく言えば、消費税みたいな低所得者層にも高所得者層にも等しくもたらされる負担は低所得者層にとってより負担が大きくなります。なので、ふんわりとした言い方であればこういった累進で課税されない税金の徴収の仕方はよろしくないというふうになりますし、その負担がしょうがないにしろ負担の割合はできるだけ小さくするほうが望ましくはある。

生活保護の方にとっての5000円と月に100万円かせぐひとにとっての5000円では大きく意味あいが違ってきますし、政府が数年かけて5000円ほど生活保護費を引き下げたのは、やはり間違いだったと感じます。

日本という国の「税金の使い方」はこれで良いのか?というのは非常に難しいところではあるんですよね。
貧困者がさらに苦しくなるような、いまの日本の「徴税と再分配」は間違っていると僕は思いますし、社会保障 、もし自分が難病や貧困に苦しむことになっても、国がサポートしてくれる、と信じさせてほしい。
でも、そうなると、税金って、どこにそんなに使われているんでしょうね......


というのは、そのとおりだと思います。








この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#生活保護

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

2chの元管理人だったひろゆき氏が、メンタリストDaiGo氏の生活保護、ホームレスに対するネガティブな発言に対して助け船を出したようです。

「ホームレスの居づらい環境を作るっていうのをみなさんは同意してたんじゃないの?」
DaiGo さん何もしていないじゃないですか、口で言っただけで...」

ホームレスの居づらい環境というのは「排除アート」問題ですね。
よく公園のベンチとかで真ん中に板を入れたりして、寝そべることができないようにしているという問題です。
確かに部分的にはホームレスの人権を抑制していることにはなるんですけれども、それは生命自体を否定するものではなく、公園はみんな(もちろんホームレスも生活保護受給者も含めて)のモノなので、公共の福祉みたいに内在的制約があるんだろうなと考えることができます。

要するにここは住む場所じゃないですよってことです。中には公園に住みたいって人、野生の暮らしがしたいって人もいるかもしれませんけれども、基本的には人は家に住むべきであり、その家を供給するのは行政の仕事でしょう。

なので、排除アートは【ナッジ】(促し)として働くという意味では正当性があるのではないかと思います。暖かい家と食事を用意できるのであれば。

行政は民主主義によって多数派によって駆動しているわけですが、ホームレスを排除するという思想ではなく、しかるべき場所への移動を促す手段と考えられます。

なので、
「ホームレスの居づらい環境を作るっていうのをみなさんは同意してたんじゃないの?」
は違うでしょう。

次に
DaiGo さん何もしていないじゃないですか、口で言っただけで...」

という点については、口で言った。大勢の前でというのが問題になるところです。
まあいまさらいうまでもないですか。

一人の人間にバッシングが向くという構造は、あまりよくない気がするので、それに対するカウンターとしては、ひろゆき氏の発言も少しは納得できる部分もあるんですが、もともとの原因はDaiGo氏の発言なので、舌禍ということで、その責任を負うのもしかたないのではないかなと思います。

ネットは舌禍を数千倍くらい膨らませるというところが怖くもありますが。

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

DaiGo氏は、本年8月7日に公開されたYouTubeの動画の中で、「僕は生活保護の人たちに、なんだろう、お金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。 生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけどさ、猫は生きてれば得なんで」、「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。」と述べました。


優劣はあるとは思うんですよね。

人間だれしも自分がかわいいものだし、自分を中心に添えて、自分に近しいものを守ろうとするものですし。それ自体は否定できない。

ただ、その優劣の順番を間違えることを悪とするわけです。

他人の物を盗むことが悪いこととされるのは、その物を盗ることにより「自分」の利益は上がるが、盗まれたその人の利益は害されるからです。つまり、他者の利益を優先しなければならないところ、そうしていないから悪いこととなる。

生命という意味でも同じでしょう。

他人がいなくなれば、「自分」の利益がちょっぴりでも上がるという状況はありえる話です。例えば、生活保護受給者へ税金が多くかけられているから、生活保護受給者がいなくなってしまえば、税金を払っている「自分」は利益を得るという話は論理的には正しい。

ただし、それは「自分」を優先している。

なので、倫理的には悪いことと言えるでしょう。

メンタリストDaiGo氏の発言は、悪いことなのではないでしょうか?

優生主義であるかというと、どうなのかな。

生活保護受給者は「価値がない」というのは、経済的あるいは感性的な問題として、自分にとって利益がないというふうに読みました。

したがって、遺伝的に優秀である者を残しそうでない者は抹殺してもかまわないという優生思想というよりは、単なる自己中心的な価値観のように思います。

ただし、結果としてインフルエンサーである氏がそのような発言をすることは、優生思想的な捉えられ方をするし、差別を助長する可能性はあるのかなと感じました。

そういった面でも、氏の発言は悪いことだと言えるのではないでしょうか。

いろんな価値観がある複雑な世の中ですが、おおよそ「自分」を最後にできない考えは、社会的には悪とされるわけです。







この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#生活保護

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

丹沢一貴容疑者
「1人での夜勤がつらい」警察によりますと、丹沢容疑者は、今月5日の夕方から6日未明までの間に入所者の樋口慶子さん(80)の首を絞め、殺害した疑いです。樋口さんは認知症を患っていて、意思の疎通が難しい状態だったといいます。当時、老人ホームでは丹沢容疑者が1人で勤務。捜査関係者によると丹沢容疑者は「排せつ介助の際に言うことを聞いてもらえず、かっとなりトイレで首を絞めた。日頃からストレスがたまっていた」などと供述しているということです。


一人での夜勤がつらいという感覚については、わからないでもないです。

基本的に、高齢になってくると夜のほうが活発だったりします。認知症の方は特に昼夜逆転していることも多く、不穏な行動をとられることも多いわけです。

昼間のうちなら、だいたい平均して2人〜3人で10数人の方を見守るという感じでしょうから、認知症の方がいてもなんとかなりますが、夜の時間帯が一人だとそういうわけにもいきません。

夜勤の仕事は、通常の有料老人ホームであれば、おそらく2時間ごとの定期巡回や排せつ介助などに多くの時間を割くことになりますが、認知症の方がいらっしゃれば、そこにも時間をかけなければならず、わりと目まぐるしいといったことになります。

また、緊急事態が生じた場合も大変です。

施設によっては管理者を呼んで対応してもらうというところもあると思いますが、救急車の連絡はスタッフがしなければならないという施設もあるでしょう。そこで、一人で責任を負うという状況がストレスに感じることもあるかもしれません。

容疑者の行為は許されるものではないですが、介護の世界で一人夜勤が当たり前になっているというのも問題だと思います。

その問題はさかのぼれば、やはり介護事業は儲からないということに起因するので、介護報酬を上げることが肝要です。




この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#介護

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

厚生労働省が発表した2019年の国民生活基礎調査では、2018年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)は127万円で、「相対的貧困」(貧困線に満たない世帯員の割合)は15.4%だった。

「子どもの貧困」(17歳以下)の場合は13.5%にのぼり、7人に1人が貧困状態にあるという事実が見えてきた。なぜ、日本はこのような状況に陥っているのか、東京都立大学子ども・若者貧困研究センターの阿部彩教授に聞いた。

子どもの貧困は、貧困の連鎖に繋がります。

端的に言えば貧困状態にあると、満足な教育が受けられず、低所得の職業にしかつけないということです。

なぜ子どもの貧困が広がっているか。
見てこなかったからだというのがその理由です。

「日本は最近まで、『一億総中流』という意識が強すぎたのだと思います。1960年代、戦後の日本は今より生活保護率が高く、孤児も多い貧困の時代でした。しかし、60年代半ばに厚生省(現・厚生労働省)が貧困統計を取ることをやめ、70年代は高度経済成長によってあらゆる階級の所得レベルが上がったので、貧困は問題にならなかった。それ以降、日本は貧困について考えてこなかったのです」

しかし、この貧困について考えてこなかったというのは、「氷河期世代」について考えてこなかったというのとオーバーラップしますね。

氷河期世代というと非正規雇用が極端に多く、貧困世帯が集中しています。

氷河期世代が子持ちになれば、子育ての費用がかかり余計に家庭はひっ迫する。

つまり、子も貧困に陥るということです。

であれば、氷河期世代を救うことこそ、子どもの貧困を抑える方法ということになる。

問題は、氷河期世代を救う方法が今のところ見当たらないということですね。

既に貧困層に陥ってるのは、格差の拡大の結果とも言えますので、これをどうにかするというのは容易ならざることだと思います。

また、キャリアといいますか、正規雇用をされてこなかった期間が長い人がいきなりキャリを積めるかというとそういうわけでもない。

公務員の中途採用のひとつとして、氷河期世代の雇用というものがちらほらとおこなわれていたりしますが、数百倍の倍率を乗り越えなければならず、とても抜本的な解決になっているとはいえません。

とはいえ、貧困のスパイラルを止めるのは、どこかで貧困の連鎖を断ち切らなければなりません。

氷河期世代は間に合わずとも氷河期ジュニア世代には救いの手が差し伸べられるようにすべきでしょう。






この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#氷河期
#貧困

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

高齢者を介護する職員が二〇四〇年度には約七十万人不足する。そんな見通しが厚生労働省の推計で明らかになった。コロナ禍で労働環境がさらに厳しくなる中、人材を確保するには、待遇の抜本的改善などの対策が必要だ。
厚労省の推計によると、全国の六十五歳以上の高齢者数は四〇年度に約三千九百万人に達し、全人口の三分の一超を占める。
これらの高齢者を支える介護職員は約二百八十万人が必要となるが、一九年度の職員数は約二百十一万人にとどまる。この差を埋めるには毎年三万三千人程度ずつ職員を増やさなければならない計算だ。容易ならざる数字である。

介護スタッフの不足はここ数年はずーっといわれ続けていることですが、抜本的な対策が打てないままここまで来ているという印象ですね。

では、このまま進むとどうなるのかというと、まあ端的に言うと施設が潰れることになると思います。

要するに、人を集めるためには人件費をあげなくてはならず、人件費をあげると収支バランスが壊れるのですから、施設は潰れるほかないということです。

そうすると、一部の高級志向の有料老人ホーム以外は軒並み潰れていくのではないかと思います。また、低価格志向の有料老人ホームも生き残る可能性がありますが、これは行政の思惑がどこを向いているかによるでしょう。行政は基本的には「在宅」へ、つまり本当の意味でのアパートやお家で介護をしてほしいと考えているようですが、実際にはそういった地域包括ケアは非効率的な面があります。要するに家に行って介護をするわけですから、移動のコストがかかりますよね。

集団で暮らしている有料老人ホームなどのほうが効率は良いわけです。しかし、有料老人ホームに外部サービスなどをつけたバージョンは、介護報酬に依存している面が大きいので、国としては極力抑制したいと考えることになります。

もしも、20年後も行政の在宅志向が続くのであれば、低価格の有料老人ホームもつぶれる方向に舵を切るということです。

介護スタッフの70万人の不足は、この場合不足にならないということになります。地域包括ケアは地域包括という名の半ボランティアで乗り切るという意味ですから。

もちろん、そこは線引きが曖昧なところですから、介護のクオリティは下がる可能性が高いと思われます。

したがって、国は介護報酬を上げ、介護スタッフへの待遇改善を抜本的に考える必要があるわけです。

根本的には、介護スタッフの待遇というよりは、国が有料老人ホームなどの施設をどう考えるかの問題ですね。逆に言えば、在宅志向からいかに解放されるかが重要です。



この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#介護スタッフ

[画像:A4サイズぴったり_01]


こちらの記事です。

みなさんは生活保護の申請をどのようにお考えでしょうか。

なんとなく怖い。通らなさそう。そもそも生活保護の申請は「恥」なので嫌だ。

しかし、生活保護は最後のセーフティネットと言われております。

現実的に抜き差しならない状況に置かれたとき、生活保護を最後の頼みにする時がやってくるかもしれません。

そんなときに、どうすれば生活保護の申請が通るのか、あるいは通りやすいのかを考えておくことは無駄ではないと考えます。


では、具体的にどのような点が生活保護申請のネックとなってくるのか?

ひとつは知識不足でしょう。

現在生活保護申請で最も層を厚くしているのは【高齢者】になります。

高齢者であると、情報を摂取する能力が徐々に落ちてきます。顕著なのはインターネットを活用する能力です。

特に生活保護の申請においては、窓口に行く前に、事前にどのような手続きであるかを知っておいたほうがよいでしょう。

記事では、扶養照会や自動車の保有が緩和されたと書かれておりますが、緩和の要件を知るだけでなく、原則としては『収入が生活保護受給額を下回ること』が必須です。

また、貯蓄額は10万円を下回るのが原則として必要とされます。

自動車の保有は、記事にもあるように『贅沢ではない』と考えられれば保有はできます。

他にもマンションの一室を保有していてもOKだった例もありますので、わりとこのあたりは裁量次第ということなのでし

ただし、お金についてはかなり厳密ですので、やっぱり預貯金が非常に重要になってくるのだと思います。

次に記事に書かれてある『住宅扶助費』については、確かにそのとおりですが、生活保護を申請した後には、容易に引っ越しが認められなくなるということも考えておくべきでしょう。

住環境は基本的に自由ですし、移動の自由も憲法上の権利として認められていますが、現実的にはいくつかの要件を満たさなければ難しいということになります。

つまり、生活保護を申請する前段階から、ある程度そこでの暮らしをイメージできなければ厳しいということになるわけです。例えば、山奥の一軒屋で高齢者が一人暮らしをできるのかというとかなり厳しいですよね。だから、そういった場所はいくら家賃が安くても暮らしていくのは難しいということになるわけです。まして車もなければ。

では、生活保護の申請は単独ではできないのかというと、まあ当協会としてはそうであると言ったほうがよいのかもしれませんけど、実際上は水際作戦を展開せずに、機械的に処理しているところも多い印象です。なので、そういったところであれば、むしろ預貯金と年金を照らし合わせれば、わりと簡単に申請が通ることも多いのです。

むしろ生活保護の申請が通ったあとの『暮らし』をプロデュースするほうが難しいのかなと思います。









この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。

にほんブログ村 介護ブログへ

LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓
Follow @miyori_support

(注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記) (注記)

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした"未来"をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

タグ :
#生活保護
#申請

↑このページのトップヘ

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /