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Pokemon GOが海外で大人気だそうで、伝えられるや否や、任天堂の株価は大爆発し、提携が予想されるマクドナルドの株価まで風が吹けば桶屋が儲かる式に爆発している。

公式サイトによると、Pokemon GOは、次のようなゲームだそうだ。
『Pokemon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。
このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーは実際に家の外に出てポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができます。

ゲームと現実がリンクする、いわゆる位置ゲーらしい。

10年以上前、位置ゲーの元祖といわれる、「コロニーな生活」(2003年〜)にハマった。僕がまともにケータイゲームをやったのはこれが最初で最後である。

「コロニーな生活」は自分の土地(コロニー)を広くし、人口を増やすという極めて単純なゲームだった。人口を増やすには、農場(食料を供給)、木(酸素を供給)、貯水池(水を供給)、及び土地を作らなければならず、そのためにはお金が必要になる。お金といっても、現実のお金ではなく、課金などもなかった。

お金を得るためには、移動しなければならない。移動した距離がお金に換算されるのである。人口が増えると、彼らの稼ぎによって、移動しなくても収入が増えるようになる。現実に近くにいる人と匿名で通信ができたり、余ったお金を近くにいる人に寄付をしたりすることができた。

当時、まだ携帯電話にGPS機能はなく、DDIポケット(Willcomを経て現ワイモバイル)のPHSでしか遊べなかった。携帯電話よりも基地局のカバー範囲が狭いため、GPSが無くてもだいたいの位置の特定ができたのである。また、DDIポケットは他社に先駆けてパケット定額になっていたので、いくら移動して更新しても通信料金は同じだった。

すでにPHSユーザーが減って久しく、「まだピッチ使ってるの?」などと言われたものだが、一足先に位置ゲーの楽しさを知った。当時、自転車にもはまっていたので、サイクリングするたびに、僕のコロニーは大きくなった。逆に、PHSユーザーそのものが少ないので、旅行などでちょっと田舎へ行くと、近所に一つもコロニーがないということもあった。

「コロニーな生活」は、その後、DDIポケット公式コンテンツ(有料)の「コロニーな生活2」を経て、「コロニーな生活☆PLUS」になった。最初のゲームが「コロニな」と呼ばれたのに対し、これは「コロプラ」と呼ばれた。

これがオンラインゲーム会社「コロプラ」の由来である。最初はGM(ゲームマスター)の馬場功淳氏が個人で運営したが、今では東証一部上場企業となっている。最初にコロプラのテレビコマーシャルを見た時はその出世ぶりに驚いた。 (追記) (追記ここまで)
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#ゲーム

コメント

コメント一覧 (2)

    • 1. ホシナ
    • 2016年07月22日 22:05
    • 今日はあちこちで歩きスマホ族が三倍増、って感じですな。危なっかしくてしょうがない。
    • 2. 中川@やたナビ
    • 2016年07月22日 22:52
    • マジっすか。
      今日は全然外に出てないので知りませんでした。
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