appleの「新しいipad」にもびっくりしたが、小沢さんの新党「国民の生活が第一」はもっとびっくりした。
新党名「国民の生活が第一」=小沢代表、増税阻止へ行動―衆参49人で旗揚げ:ウォールストリートジャーナル日本版
政党名というのは、どうしても似たような物になりがちである。特に、イデオロギー対立が無くなってしまった今、新党とか日本とか国民とか、どうしてもあまり意味の無い言葉を使わざるをえない。そしてそれらはすでに使い古され、どう組み合わせても斬新さを出すのは難しい。
「国民の生活が第一」の場合、まず、付属語を含む三文節からなるというのが斬新だ。これまでの政党名は付属語が付かない単語同士を組み合わせるのが主流だった。「みんなの党」は格助詞「の」を付けて二文節で斬新な感じを出した。それがついに三文節、しかも主語(生活が)と述語(第一)を備えている。
主語、述語を備えた結果、体言止めになった。「第一」で終わっているので、第二、第三があることを予感させるのである。つまりこの政党は国民の生活を第一に考えるが、それ以外も考えるよ、と解釈できるのである。ちなみに「たちあがれ日本」は「日本、たちあがれ」の倒置法なので、体言止めではない。
このように、「国民の生活が第一」は意味としては当たり前なのだが、斬新さを演出することに成功した。が、メリットはそれだけではない。
今では、どんな政党でも公式サイトを持たなければならない時代である。そのためにはドメインをとらなければならない。しかし、ありきたりの名前だと、すでに取られていたり、先回りして取られて高額で買い取らなければならない可能性がある。
「国民の生活が第一」の場合、ドメイン名が想像しにくい。「kokuminnoseikatsugadaiichi.jp」ではあまりに長すぎるから、もっと短くするのだろうが、そうすると「kokumin-seikatsu.jp」、「kokusei.jp」、「kokumin1.jp」などいくらでも考えられる。取ろうとしたら、すでにドメインが取られているという心配がないのである。非常によく考えられた政党名である。
というわけで、むりやりほめて見たが、やっぱり違和感あるね。コレ。 (追記) (追記ここまで)
新党名「国民の生活が第一」=小沢代表、増税阻止へ行動―衆参49人で旗揚げ:ウォールストリートジャーナル日本版
消費増税関連法案の衆院採決で反対し、民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らは11日夕、憲政記念館で新党の結党大会を開いた。代表に小沢氏が就任し、新党名は「国民の生活が第一」と決まった。新党に参加したのは民主党を離れた衆参両院議員49人。小沢氏は「一体改革に名を借りた消費増税法案を撤回させるべく行動していく決意だ」と述べ、増税阻止へ決意を表明した。
政党名というのは、どうしても似たような物になりがちである。特に、イデオロギー対立が無くなってしまった今、新党とか日本とか国民とか、どうしてもあまり意味の無い言葉を使わざるをえない。そしてそれらはすでに使い古され、どう組み合わせても斬新さを出すのは難しい。
「国民の生活が第一」の場合、まず、付属語を含む三文節からなるというのが斬新だ。これまでの政党名は付属語が付かない単語同士を組み合わせるのが主流だった。「みんなの党」は格助詞「の」を付けて二文節で斬新な感じを出した。それがついに三文節、しかも主語(生活が)と述語(第一)を備えている。
主語、述語を備えた結果、体言止めになった。「第一」で終わっているので、第二、第三があることを予感させるのである。つまりこの政党は国民の生活を第一に考えるが、それ以外も考えるよ、と解釈できるのである。ちなみに「たちあがれ日本」は「日本、たちあがれ」の倒置法なので、体言止めではない。
このように、「国民の生活が第一」は意味としては当たり前なのだが、斬新さを演出することに成功した。が、メリットはそれだけではない。
今では、どんな政党でも公式サイトを持たなければならない時代である。そのためにはドメインをとらなければならない。しかし、ありきたりの名前だと、すでに取られていたり、先回りして取られて高額で買い取らなければならない可能性がある。
「国民の生活が第一」の場合、ドメイン名が想像しにくい。「kokuminnoseikatsugadaiichi.jp」ではあまりに長すぎるから、もっと短くするのだろうが、そうすると「kokumin-seikatsu.jp」、「kokusei.jp」、「kokumin1.jp」などいくらでも考えられる。取ろうとしたら、すでにドメインが取られているという心配がないのである。非常によく考えられた政党名である。
というわけで、むりやりほめて見たが、やっぱり違和感あるね。コレ。 (追記) (追記ここまで)
コメント
コメント一覧 (1)
衆37 参12。新しい党が 結成。誕生。
衆参 人数の上で 解散には ならない人数なのかなぁ?
7月12日の朝刊 中日新聞 1面の衆参両院の会構成のグラフ 参考になりますね。
消費税増税問題 脱原発問題
もうすぐ 参院ですね。政治研究会(名前検討中
歴史は 繰り返す。回る回転木馬。
シナリオなき人生。未来に向けて前進。〜ポエム同好会(名前検討中