「日本語練習したい」に要注意 上海でぼったくり急増:asahi.com
今更なにを言うかと思うけど、昔から上海の南京東路はポン引きが多い。「日本語練習したい」女の子も定番だ。ついていったことはないが、高確率でボッタクリだろう。
このポン引き、おそろしくしつこい。僕も外灘から南京東路のホテルまで延々とついてこられて閉口したことがある。もちろん基本は無視だが、ブツブツと日本語で話しかけながらついてくるのはとてもウザい。
特に男二人で歩いているときなんかはひどい。どこまでもついてくる。一回で二人ゲットできるし、二人だと安心してしまい、引っかかりやすいのだろう。
そこで、男性二人で歩いているときのポン引き撃退法を紹介しよう。
まず、ポン引きは徹底的に無視すること。これは基本である。ちょっとでも返事したら、徹底的にマークされる。相手がかわいい女の子であっても無視。
それでも離れない場合は、突然二人で喧嘩を始める。ポン引きの方からしてみると、喧嘩に巻き込まれるのは嫌だし、そんな険悪な状態でオタノシミになるわけがないので、すぐに退散する。
最初は口論。細かい日本語は分からないから、「お前が悪いんだろ!」「あー、なんだコラ!」とか適当なことを言って口げんかする。もちろん日本語で。次第に相手の胸倉をつかむ。今にも殴りかからん勢いでやるのがコツだ。もちろん実際に殴っちゃってもいい。セリフは適当でいいが、とにかく真剣にやることが肝要。
僕と葛的先生は、この方法で何度もしつこいポン引きや物売りを撃退してきた。
これも上海の南京東路だったが、ホテルの前まで着いてきたポン引きが、気をつかってエレベーターのボタンを押してくれた。お互いに胸倉をつかんだままエレベータになだれ込み、中で大爆笑した。
去年の夏、福建に行ったときもこの手を使った。この時はポン引きではなく、お寺の前にいる供え物売りの婆さんだった。
この手の供え物売りは一人から買うと、餌にありついたピラニアのように、他の供え物売りも寄ってくる。まだ買っていない人のところに売り込むのが常識だろうに、なぜ買った人のところに来るのか不思議だ。
「よし、それじゃ久しぶりにあの手でいく?」と目くばせすると、「なんだよ!お前は!」とか適当なことを言いつつ喧嘩した。が、婆さん動じず、相変わらず線香だの護符だのを売りつけてくる。手ごわいな。
中川「だから何なんだよ」
葛的「お前こそ何だよ」
中川「お前が悪いんだろ!」
葛的「コノヤローふざけんな!」
・・・
(10分経過・婆さんは相変わらず売りつけてくる)
中川「だから何なんだよ・・・プ」
葛的「お前こそ何だよ・・・プッ」
プは屁ではない。お互いの不毛なやり取りについ笑ってしまったのだ。喧嘩しているのに笑ってはいけない。作戦完全に失敗。婆さんはしつこく売りつけてくる。
「分かった!買うよ!多少銭?」と値段を聞いて分かった。婆さん、耳が遠かったんだ。 (追記) (追記ここまで)
今更なにを言うかと思うけど、昔から上海の南京東路はポン引きが多い。「日本語練習したい」女の子も定番だ。ついていったことはないが、高確率でボッタクリだろう。
このポン引き、おそろしくしつこい。僕も外灘から南京東路のホテルまで延々とついてこられて閉口したことがある。もちろん基本は無視だが、ブツブツと日本語で話しかけながらついてくるのはとてもウザい。
特に男二人で歩いているときなんかはひどい。どこまでもついてくる。一回で二人ゲットできるし、二人だと安心してしまい、引っかかりやすいのだろう。
そこで、男性二人で歩いているときのポン引き撃退法を紹介しよう。
まず、ポン引きは徹底的に無視すること。これは基本である。ちょっとでも返事したら、徹底的にマークされる。相手がかわいい女の子であっても無視。
それでも離れない場合は、突然二人で喧嘩を始める。ポン引きの方からしてみると、喧嘩に巻き込まれるのは嫌だし、そんな険悪な状態でオタノシミになるわけがないので、すぐに退散する。
最初は口論。細かい日本語は分からないから、「お前が悪いんだろ!」「あー、なんだコラ!」とか適当なことを言って口げんかする。もちろん日本語で。次第に相手の胸倉をつかむ。今にも殴りかからん勢いでやるのがコツだ。もちろん実際に殴っちゃってもいい。セリフは適当でいいが、とにかく真剣にやることが肝要。
僕と葛的先生は、この方法で何度もしつこいポン引きや物売りを撃退してきた。
これも上海の南京東路だったが、ホテルの前まで着いてきたポン引きが、気をつかってエレベーターのボタンを押してくれた。お互いに胸倉をつかんだままエレベータになだれ込み、中で大爆笑した。
去年の夏、福建に行ったときもこの手を使った。この時はポン引きではなく、お寺の前にいる供え物売りの婆さんだった。
この手の供え物売りは一人から買うと、餌にありついたピラニアのように、他の供え物売りも寄ってくる。まだ買っていない人のところに売り込むのが常識だろうに、なぜ買った人のところに来るのか不思議だ。
「よし、それじゃ久しぶりにあの手でいく?」と目くばせすると、「なんだよ!お前は!」とか適当なことを言いつつ喧嘩した。が、婆さん動じず、相変わらず線香だの護符だのを売りつけてくる。手ごわいな。
中川「だから何なんだよ」
葛的「お前こそ何だよ」
中川「お前が悪いんだろ!」
葛的「コノヤローふざけんな!」
・・・
(10分経過・婆さんは相変わらず売りつけてくる)
中川「だから何なんだよ・・・プ」
葛的「お前こそ何だよ・・・プッ」
プは屁ではない。お互いの不毛なやり取りについ笑ってしまったのだ。喧嘩しているのに笑ってはいけない。作戦完全に失敗。婆さんはしつこく売りつけてくる。
「分かった!買うよ!多少銭?」と値段を聞いて分かった。婆さん、耳が遠かったんだ。 (追記) (追記ここまで)
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