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僕が今使っているデジカメはPENTAX K100Dという機種である。これを選んだ理由はバッテリーが単三電池だからだ。

今年の夏のような長い旅に出ると、膨大な数の写真を撮る。フィルム時代は、仮にフィルムが無くなったとしても、どこでも売っていたし、行く前に入れ替えておけばバッテリーが無くなることもなかった。

デジタル時代になって、フィルムがいらなくなったのはいいが、代わりにバッテリーが必要になった。専用のバッテリーと充電器でも事足りるのだろうが、荷物が多くなるし、かならず充電できるところにいるとは限らない。やはり世界中どこでも手に入る単三電池は安心感が違う。

普段はこのカメラに三洋のeneloopを入れている。自然放電(使っていないのに電池が減ること)が少なく、そこそこ使えて、コストパフォーマンスがいいからである。

国内の旅行ならこれとスペアを一セット持っていくのだが、今回のイギリス旅行と中国旅行では、アルカリ電池の8倍持つというエナジャイザーのリチウム単三乾電池を使ってみた。なお、この乾電池は使い捨てで充電できないので注意。

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お値段は4本入りで1400円(2本入もある)ほど。普通のアルカリ電池やeneloopに比べるとかなり高い。

で、使ってみた。結果は・・・まだ分からない。がとにかくすごい。

撮影枚数はイギリス旅行と中国旅行合わせてすでに2000枚を超えている。普通のアルカリ単三電池だと100枚程度なので、8倍どころではない。無くなったときのために、どちらの旅行にももう一セット買って持って行ったのだが、それがそっくりそのまま残っているのである。

バッテリーメータは今でも満タン状態。まだまだ使えそうだ。バッテリーメーターはあまりあてにならないが、あと1000枚ぐらいは撮れそうな感じがする。

この電池がすごいのは、それだけではない。びっくりするぐらい軽いのである。

たとえば、eneloopだと4本で100グラム程度。ところが、これは60グラムしかない。スペア(いらなかったけど)を持って行っても苦にならないのである。少しでも荷物を軽くしたいエクストリームな旅をするときや、ヘッドランプなんかの身に着けるものに入れるときにこれはありがたい。

というわけで、普通の電池に比べるとかなり値段が高いが、それだけの価値はある。エナジャイザーのサイトによると低温にも強く、自然放電も少ないので(15年持つらしい)、非常用にもぴったりである。

それにしても・・・写真撮りすぎだよ。整理が追い付かないよ・・・。
(追記) (追記ここまで)
タグ :
#リチウム乾電池
#エナジャイザー
#Energizer
#乾電池
#FR6ELU

コメント

コメント一覧 (4)

    • 1. ホシナ
    • 2010年09月21日 21:33
    • 中国旅行記がなかなか始まらないのは、引っ越しが忙しいからなのかと思っていたんですが、それだけではなかったんですね。
      それにしても、2000以上枚って、一体...。
    • 2. 中川@やたナビ
    • 2010年09月21日 23:54
    • そうなんですよ。
      ここのところPicasaにもUPできない・・・。

      デジカメになってから、一度に二・三回はシャッター切っちゃうんで、気が付けば一日100枚とか簡単にいっちゃいます。

      中国では自転車乗っているときはあまり撮れないんですが、それ以外のときに、ノーファインダーで撮ってるのが多くて、写真になってないのも結構あります。

      忙しいのは、夏休みを勝手に延長したツケもあるんですけどね。
    • 3. ろうと
    • 2013年02月05日 17:28
    • やっぱりエナジャイザーのリチウム電池はすごいんですね。いろいろな用途に使えるのは頼もしいですね。
      http://ameblo.jp/makids2/entry-11172153535.html
    • 4. 中川@やたナビ
    • 2013年02月05日 19:22
    • ろうとさん、コメントありがとうございます。
      ブログ拝見しました。
      この電池、僕はこの後もずっと使っているんですが、ちょっとくせがあるんでそこは気を付けた方がいいと思います。
      まず、電圧が普通の乾電池よりも少し高い(1.7Vぐらい)ので、対応していない機器だと機器の寿命が短くなる可能性があるようです。
      もう一つは、これ電圧が下がらずにいきなりバッテリー切れになります。
      デジカメでいうと、バッテリーメーターが満タンからゼロになるのが異常に早いので、メーター半分ぐらいでまだ使えると思っていると、突然使えなくなります。
      たいした欠点ではないですし、最後まで高い電圧がキープできるのはむしろ利点ですが、やはりスペアは必要なようです。
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