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実は今、中国の山東省にいる。このエントリは中国で書いたのではなく、予約投稿を使っている。

今年もなんとかブログ強化月間を終えることができた。ちょっと、インチキくさいエントリもあるが、なんとか毎日更新できた。よかった、よかった。

今月起きた出来事で、印象が強かったのは、なんといっても都議選での自民党敗北と、衆議院の解散だろう。自民党が負けるとは思っていたが、あれほどボロ負けするとは思わなかった。

特殊な思想をもつ人からすると、マスコミの陰謀らしいが、マスコミがいくらがんばったって、ここまでボロ負けはしない。

たしかに、麻生首相に政権の危機がやってくるほど大きなミスがあったようには思えない。漢字が読めないとか、カップラーメンの値段を知らないとか、側近がヨッパライだとか、そんなのリクルート事件とかロッキード事件に比べれば屁みたいなものだ。経済にしても、100年に一度の経済危機では、誰がやってもこの程度だろう。

たぶん、小泉元首相があまりにもまともだったから、反動が来ているのだろう。誤解のないように言っておくと、まともというのは、政策ではなく行動である。

やると言ったことはやる、やらないと言ったことはやらない、政治家としてはあたりまえのことを小泉氏はやった(すべてじゃないけど)。そして、国民はそれになれた。政治家というのは本来そういうもんだと気づいたのである。

後継の、安倍氏、福田氏は無責任にも政権を投げ出した。期待された麻生氏もなんだかはっきりしない。おまけに自民党はまとまっていないようだ。これじゃあ不信感がつのるのは当然である。山高ければ谷深しというやつだ。

もっと分かりやすく言えば、国民はもう自民党政権に希望が見出せないということである。今の自民党にはダメダメ感が漂っている。麻生さんが悪いんじゃない、自民党がダメなのだ。

そんなわけで、最近、麻生さんが気の毒になってきた。
でも、絶対に自民党には入れないけどね。

(追記) (追記ここまで)

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