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MAKE SOME NOISE

are we in this together?

2022年01月

金原ひとみでなければ買わなかった。 このタイトルと、帯の感じ、あらすじ、すべて、「パンデミック」「ウイルス禍」「2021年」「ソーシャルディスタンス」、すべて手垢に塗れた言葉のように思えるし、そうした言葉にひねりを加えて冗談を言うということさえも既に ...

ある小説について二人の作家なり評論家が対談であれこれ話し合うという形式の本には、奥泉光といとうせいこうの文芸漫談シリーズあるが、本書は文芸漫談ほど細かく一作品ずつ見ていくわけではないものの、だいたい平成の時代に出された文学を、社会の動向と合わせて見 ...

年明けにあたって何か映画を家で観たいなと思い、以前何度か観て気に入っていた、ジム・ジャームッシュの『パターソン』を観た。ニュージャージー州パターソンという滝と川とがある田舎町に住み、詩を愛するバス運転手パターソンの日常を描いたものだ。 主人公は日 ...

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