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MAKE SOME NOISE

are we in this together?

2014年05月

ニルヴァーナ: グランジの伝説 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) [ムック]河出書房新社2014年05月26日 あるニルヴァーナ論を読んだ。著者ははニルヴァーナのメンバーの世代よりだいぶ年上らしく、彼ら世代(1967年生まれ)には「緊張感や節度ががない」、だらしなく、「いかにもグラ ...

ソフィア・コッポラのことを悪く言う人もいるし、僕もあんまり好きでない瞬間はあるけれど、ストロークスのこの挿入歌はとても好きだった。やるせない感じがよく出ていた。映画のタイトルは「Somewhere」。落ちぶれたロックスターが、つかの間の休暇を、別居中の娘と一緒に ...

新潮 2014年 06月号 [雑誌] [雑誌]新潮社2014年05月07日 湿った空気の匂いがして、窓を開けたら雨の音がした。私たちは一つの都市として呼吸し、時としてそれに苛立ちを感じる。 とんでもなく分厚い『新潮』2014年6月号をぱらぱらとめくって楽しんでいる。すぐにはとても ...

この間、ある飲み会で「編集ってどんな仕事ですか?」と聞かれて、生意気にもその場で思いついた「つじつま合わせです」という言葉を直観で口にしてしまって、少し違ったかなと後悔している。 むしろ編集者は、文字通りの意味で「創る人」ではないかと、今考えてみると思う ...

雨の後に暖かい空気が入ってきて、夏を思い出す。夏、好きだな、あったかいと心が開放的になっていいなと思うのだが、そう思っている時間は短く、すぐに息をするのも困難な異常な暑さになる。僕にとって暑さの記憶は、小学校低学年の頃、三鷹にある叔母の家に祖母と遊びに ...

蘇える変態 [単行本(ソフトカバー)]星野 源マガジンハウス2014年05月09日 くだらなさ倍増である。 星野源の最新エッセイ集『蘇る変態』は、「変態」を前面に押し出した構成になっていて、まずタイトルからすごいし、装幀もだいぶシュールなのだが、ほとんどがAVや、一人で ...

「信じる」と言うことは難しい。「信じる」と言葉にした途端に、信じる対象は自分の感覚からどこかに離れてしまう。確かに「信じる」ことは理性抜きには有り得ない。しかし「信じる」ということは、言葉や意識が入り込むよりもう少し身体的なもののように思う。「信じる」 ...

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