あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを 守る為なら少し位する苦労もいとわないのです。 時の流れと空の色に何も望みはしない様に 素顔で泣いて笑う君のそのままを愛している故に あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを守り通します。 君が其処に生きて ...

坂口恭平 躁鬱日記 (シリーズ ケアをひらく) [単行本(ソフトカバー)]坂口 恭平医学書院2013年12月09日 もしもあなたが、平凡な生活に飽き、疲れ、擦り切れ、もううんざりしているとしたら、そんな人にこそこの本を読んで欲しいと思う。坂口恭平は新政府総理大臣を名乗り、新 ...

遠く遠く ジョージア州のどこかで 古くからの友人が根を詰めて書いた論文が 今朝、東京の私のもとへと届いた 私が発音もできない名を持つ短髪の女性詩人について その論文は英語で書かれていた 私は彼のストイックな側面を尊敬していたし 彼は私の適当なところが嫌いではな ...

心と心がねじれの位置にあって 私たちは互いの光の届かないところで 自分の輝きを輝いている 宇宙は限りないというのは嘘で 書くだけなら何を書いても自由だというのも嘘だ 私たちには見えなくても感じるという能力があるのだから 今日をまた 窮屈な静け さのなかで 通過し ...

暖かい家のなかで風雨をしのげる幸福を感じながら、ベートーヴェンの交響曲第六番を聴いている。指揮はカルロス・クライバー。今日はベートーヴェンの音楽そのものが、全体の存在感によって肌に染み入ってくる。ベートーヴェンの音楽そのものが、「ああ人生!」という感じ ...

会社帰りに水菜を買って帰る。水分を含んでぐったりした、存在感の薄い重みを手のひらに感じながら、まるで瀕死の子猫を抱いているようだと思いながら。スーパーマーケットが好きだ。生鮮食品や、保存食品や、生活用品が売っている。出入り口には飼い犬が繋がれて、飼い主 ...