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【バドミントン】奈良岡功大が公開練習「パリのことは何も考えていない」

[ 2024年2月24日 14:51 ]

立川市内で公開練習を行った奈良岡功大(撮影・福永稔彦)
Photo By スポニチ

バドミントン男子シングルスで世界ランク6位の奈良岡功大(22=IMG)が24日、東京都立川市のドーム立川立飛で公開練習、中学生とのバドミントン交流会を行った。

奈良岡は、コーチの父・浩さんの球出しでスマッシュ、カット、ヘアピン、バックハンドなどのショットを練習。その後、立川市の中学生と一緒にストレッチで体をほぐした後、コートを挟んでドライブ、クリアなどの打ち方を指導。最後はラリーで打ち合った。

練習後には、中学生の質問に答えて「僕は基本的に筋力トレはやらない。バドミントンはフィジカルも大事だけどスキル」などとアドバイスを送った。

終了後には「みんな頑張ったし、自分なりにうまくできて良かった。"どうやったら綺麗なフォームになりますか"と聞かれたけど、教えようがないから"いっぱい動画を見てね"という感じで答えた」と笑顔で話した。

奈良岡は昨年の世界選手権で準優勝。世界ランクは日本勢最上位で今夏のパリ五輪でもメダルが期待される若き日本のエース。昨年12月の全日本総合選手権では準決勝前にコンディション不良で棄権したが、1月上旬から海外に遠征。マレーシア・オープンは準々決勝、インド・オープンは準決勝まで勝ち進んだ。その後は地元青森で調整。練習の他に走り込みも行った。

現在の状態については「コンディションは普通。痛いところはある。練習していたら、いろいろ出てくるので、しようがない」と苦笑しながら話した。

3月には、新設されるパリ五輪のバドミントン会場で開催されるフランス・オープン(5日開幕、パリ)、伝統のある全英オープン(12日開幕、バーミンガム)が控える。

パリ五輪については「まじで何も考えてない。まずは出ないと始まらない。ケガもなく出てから考えようかな。勝てたらいいなという感じ」と言いながら「フランス・オープンがその会場でやるらしいので、できるだけ多く試合をして感覚をつかんで帰ってきたい」としっかり大舞台を見据えているようだった。

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