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伊藤美誠 自身の応援に対する批判的声に「悔しい苦しい気持ち」と明かす「勝って欲しいからアドバイスも」

[ 2024年2月24日 07:15 ]

張本美和(後列左)について話す伊藤美誠(同右)
Photo By スポニチ

卓球の世界選手権(韓国・釜山)に出場している伊藤美誠(23=スターツ)が23日深夜、自身のインスタグラムのスト―リーズを更新し、自身の思いをつづった。

伊藤は「毎日夜遅くまで日本チームの応援ありがとうございます」と書き始め「私が選手への応援の仕方が気に食わない方たちが いるようで、応援の仕方にも人それぞれあると私は思います。 わーわー言えばいいと言うものでもありません。わたしは選手が安心して落ち着いて、戦えるように私らしい応援の仕方をしてるだけです そして他の選手が盛り上げてくれて、両立できるように してくれていると思います」とした。

さらに「ここでいうのも失礼かもしれませんが、わたしも正直悔しさを押し殺してでも日本チーム、出てる選手が勝って欲しいからたくさんアドバイスもさせてもらっています。応援してないならアドバイスも絶対しません。応援するときも1人じゃないし、心細くなく楽しく話し合いながら応援もできてすごく楽しいです」と自身の思いも吐露。

「一人一人の選手の想いを感じながら、分かろうとしながら 発言やSNSに書いて欲しいです。そして選手への罵倒や、暴言のような声の出し方をしてくる方の方がわたしは応援していて気になります。選手は一人一人ものすごく一生懸命一本一本得点しようと思っています。その選手たちが自然に楽しく出し切れるように一緒に応援してください 明日もみんなで勝ちに行けるように 私らしい応援をします」とした。

最後に「8割ぐらいの方は本当に励ましや嬉しい言葉を書いてくださる方がいっぱいいるのに、少ない数の私にとってのダメージの言葉の方が入って来てしまって本当に悔しい苦しい気持ちでいっぱいです。でも伝えたらわかってくれるかもしれない こういうことなんだ!ともしかしたら気づいてくれるかもしれない と思い自分の気持ちを書きました。もちろん伝えないとわからないこともありますが、一転二転と もしかしたらこういう理由があるからこうしてるかもしれないと考えながら発言してもらえると 誰も傷つけず、幸せが増えると思います。私も最近さらに イラッとすることがあってもこういう理由があるかも?と一旦考えて、それでも理由になってなかったりやけに自己中だなと思ったりしたときはしっかり自分の思うことを発言しています。たくさんの方が発言する時にしっかり責任と誠意をもって伝えて欲しいです」と切望した。

日本はこの日世界選手権団体戦で香港を下し決勝に進出。この日日本は1番手・張本美和(15=木下グループ)、2番手に早田ひな(23=日本生命)、3番手は平野美宇(23=木下グループ)の五輪確定トリオで臨んだ。前日のルーマニア戦で5大会連続メダル確定に貢献した伊藤美誠(23=スターツ)は応援に回ったが、張本に的確なアドバイスをおくるなど献身的にチームを支えた。その姿はネットでも「伊藤監督」と話題になった。日本は24日に中国と対決する。

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