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【世界卓球】早田ひな 東京五輪金・陳夢に逆転勝ち! 53年ぶり世界一へ、1-1で3番手・平野出陣

[ 2024年2月24日 21:34 ]

卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2024年2月24日 韓国・釜山 )

女子決勝、中国戦の第2試合の第3ゲームを奪い、笑顔の早田ひな(共同)
Photo By 共同

女子決勝が行われ、71年大会以来、53年ぶりの世界一を目指す日本女子は5連覇中の最強・中国と対戦した。

日本は張本美和(15=木下グループ)、早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)でオーダーを組み、伊藤美誠(23=スターツ)と木原美悠(19=木下グループ)が応援に回った。

1番手で世界16位の張本は同1位・孫穎莎に挑戦。世界女王に食い下がったが、0-3でストレート負けを喫した。

0-1でバトンを受けたエースで世界5位の早田は、同3位で東京五輪金メダリストの陳夢と対決。第1ゲームは激しいラリーの応酬の中で粘り強さを見せたが、6-11で先取された。

第2ゲームはカウンターが冴え、男子選手並みのフォアハンドドライブを連続で打ち込む「ひなドライブ」が炸裂。4連続ポイントをマークするなど猛反撃を見せた。11-8で取り返した。勢いに乗って第3ゲームも粘り、11-9で逆転に成功した。

第4ゲームは一進一退。強烈なラリーの応酬の中、思い切りの良いショットで応戦。5連続ポイントを奪うなど怒涛の攻めを見せ、14-12で接戦を制し、3-1でタイに持ち込んだ。

前日23日の準決勝では香港に3-0でストレート勝ちで世界一に王手をかけた。第1試合は、今大会初の1番手を務めた張本がエースの杜凱カンに0-2から劇的な逆転勝ち。第2試合は早田が朱成竹を3-0で快勝。第3試合の平野も隙のない試合運びで李皓晴を3-0で下した。

22日のルーマニア戦で5大会連続メダル確定に貢献した伊藤は応援に回ったが、メンバーに的確なアドバイスを送り、その献身ぶりが「伊藤美誠監督」とネット上でも大きな話題となった。

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