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【卓球】「悩んで悩みました」パリ3枠目に張本美和を選んだワケ 女子監督「トータルな見方を...」

[ 2024年2月5日 13:51 ]

張本美和
Photo By スポニチ

日本卓球協会は5日、都内で会見を開いてパリ五輪の代表候補予定選手を発表し、注目が集まっていた女子の団体戦要員に15歳の張本美和(木下グループ)を選出した。

パリ五輪のシングルス代表には全日本選手権終了時点で、選考ポイント1位の早田ひな(23=日本生命)、同2位の平野美宇(23=木下グループ)が決定。団体戦に出場する3枠目は、早田、平野とダブルスが組め、団体のシングルス、ダブルスで活躍が期待できる選手を強化本部が決定するとし、張本と伊藤美誠(23=スターツ)が争う構図となっていた。

代表選考レース最終戦の全日本の女子シングルスでは張本が準優勝と躍進する一方で、伊藤は6回戦敗退。全日本終了後の選考ポイントは伊藤が3位、張本が4位。最新の世界ランクでは伊藤が10位、張本が16位だった。

女子日本代表の渡辺武弘監督は、「非常に女子はハイレベルな中で競争を繰り広げられて、3人が代表になった。平野選手は前回を経験している。1人経験者もいる。3人で力を合わせて、強豪国を倒し、決勝で中国を倒して金メダルを獲得したい」とし、張本選出の理由について「選考基準となっているようにダブルスが組める。昨年、国際大会に帯同して、戦いぶりや上位選手との成績などを総合的に見て、張本美和選手がふさわしいと思って選出した」とした。

選考では伊藤との一騎打ちとなった。同監督は「選考では悩んで悩みました。比較と言うより、伊藤選手は金メダリストで、非常に優秀な選手。張本美和選手はダブルスも上手で、アジア大会では木原選手とペアを組んで元世界チャンピオンの組に勝ったり、他の大会では混合で戸上選手と戦った時に世界ナンバー1のペアに勝った。ダブルスでも、シングルスもダブルスも含めてトータルな見方をして、わずかですけど、張本選手を選出させてもらった」と説明した。

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