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カップヌードルプロ全味を食べ比べ!どれがおいしい?ダイエット向きなのは?味の違いも比較

[ 2024年2月5日 09:00 ]

あまりにも身近な食べ物すぎて意識していなかった「カップヌードルPRO(プロ)」ですが、暑すぎる夏に放映された例のCMで"カプヌ"を十年ぶりくらいに食べました。いつの間にか高タンパク質バージョンとか、塩分ひかえめとか登場していて驚きです。すごい。

と思っていたら、過去に食レポしていました。記憶が喪失していたようです。塩分控えめなどの新商品も登場していたので、改めて2024年最新版を食レポしたいと思います。

今回食べ比べたのは、2024年2月時点で商品化されている全5つです。

  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質
  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル
  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル
  • カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD
  • カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー

通常版のカップヌードル、シーフード、チリトマトとも比較。味の感想や原材料、栄養成分などをお届けします。

さっそく食す! 『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』

まずは一番ノーマルな『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』です。

こいつは......うまい! 高タンパク質の食べ物って微妙な味わいが多、なんて思い込みを一瞬で吹っ飛ばすおいしさです。

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、チキンエキス、しょうゆ、ポークエキス、香辛料、ポーク調味料、チキン調味料、香味調味料、卵粉)、スープ(コラーゲンペプチド、豚脂、粉末しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、ねぎ、味付豚肉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、pH調整剤、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、チャ抽出物、ビタミンB2、シリコーン、くん液、ビタミンB1、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分(1食74gあたり)

エネルギー 272kcal
─めん・かやく 248kcal
─スープ 24kcal
たんぱく質 15.5g
脂質 15.9g
炭水化物 36.1g
─糖質 16.2g
─食物繊維 19.9g
食塩相当量 4.8g
─めん・かやく 2.3g
─スープ 2.5g
ビタミンB1 0.29mg
ビタミンB2 0.54mg
カルシウム 113mg

塩分ひかえめも出ていた。『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD』

流れで『塩分控えめPRO』もいただきます。

ムッ? 味が薄い! 麺もスープもあっさりです。食べ慣れるとちょうど良い濃さに思えてきますが、再び『カップヌードルPRO』を食べてみると明らかに薄いです。

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、デキストリン、サイリウム種皮粉末、ポーク調味料、香味調味料、香辛料、チキン調味料)、スープ(デキストリン、糖類、豚脂、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料、香味調味料、食塩、ポーク調味料、メンマパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、ねぎ、味付豚肉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、かんすい、pH調整剤、カラメル色素、環状オリゴ糖、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンD、乳化剤、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分(1食74gあたり)

エネルギー 311kcal
─めん・かやく 283kcal
─スープ 28kcal
たんぱく質 10.1g
脂質 14.2g
炭水化物 41.9g
糖質 35.4g
食物繊維 6.5g
食塩相当量 2.9g
─めん・かやく 1.3g
─スープ 1.6g
ビタミンB1 0.14mg
ビタミンB2 0.23mg
カルシウム 698mg
ビタミンD 6.9μg

本家カップヌードルとも食べ比べ

焦って本家(ミニ)をいただきましたが、やはりあっさりめ。

『塩分控えめPRO』よりは少しコクが感じられますが......あれっ、本家もこんな味だったっけ?『カップヌードルPRO』が特別濃いだけ?

でもほぼ同じ量ですが、カロリー・糖質ともに『カップヌードルPRO』のほうが100kcalほど低い。脂質と食塩相当量は同じくらいです。

それでいて、『カップヌードルPRO』は5gほどタンパク質量が多いです。それで見ると、たしかに『カップヌードルPRO』のほうが圧倒的にダイエット向きに思えます。

『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル』

ファンが多いシーフード。こちらも『カップヌードルPROシーフード』のほうが濃い味わいというか、麵とスープにしっかりと味を感じました。

本家シーフードもややあっさりめなだけで、ノーマル赤のときのような薄味ショックはなかったです。どちらもおいしい。

量も値段もほぼ同じですし、それならカロリーが低い『カップヌードルPROシーフード』をチョイスしたいです。

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料、チキン調味料、香味調味料、卵粉)、スープ(コラーゲンペプチド、ポーク調味料、チキン調味料、豚脂、糖類、香辛料、乳化油脂、粉末しょうゆ、にんじん調味料、たん白加水分解物、乳等を主要原料とする食品、あさり調味料、野菜調味油、紅しょうが、オニオンパウダー、ポーク調味油)、かやく(キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、いか、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、乳化剤、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、カラメル色素、炭酸Mg、ビタミンB2、シリコーン、チャ抽出物、酸味料、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分(1食78gあたり)

熱量 288kcal
─めん・かやく 240kcal
─スープ 48kcal
たんぱく質 15.2g
脂質 17.6g
炭水化物 39.0g
糖質 16.8g
食物繊維 22.2g
食塩相当量 4.4g
─めん・かやく 1.8g
─スープ 2.6g
ビタミンB1 0.84mg
ビタミンB2 0.51mg
カルシウム 117mg

『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル』

やはり『カップヌードルPROチリトマト』のほうが味も濃くて好みです。

濃ければいいのか! という非難の声が聞こえてきそうです。でもなぜかPROのほうが塩分も低い。謎肉の量の違いがコクを与えているとか?

このままでは購入時、PROシリーズ一択になってしまう。

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、しょうゆ、チキン調味料、たん白加水分解物、香辛料、ポークエキス、卵粉、香味調味料)、スープ(コラーゲンペプチド、トマトパウダー、豚脂、香辛料、たん白加水分解物、ポーク調味料、香味調味料、糖類、野菜調味料、あさり調味料、オニオンパウダー、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ)、かやく(味付鶏ミンチ、キャベツ、コーン、トマト加工品、いんげん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、炭酸Ca、かんすい、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB2、炭酸Mg、ビタミンB1、くん液、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

栄養成分(1食79gあたり)

熱量 291kcal
─めん・かやく 246kcal
─スープ 45kcal
たんぱく質 16.4g
脂質 16.0g
炭水化物 40.0g
糖質 19.6g
食物繊維 20.4g
食塩相当量 3.6g
─めん・かやく 1.4g
─スープ 2.2g
ビタミンB1 0.89mg
ビタミンB2 0.53mg
カルシウム 114mg

『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー』

"塩分控えめ"というフレーズに一抹の不安がよぎります。味薄いんでしょ......って濃―い! こちらは『塩分控えめPRO』と本家カレー、どちらもしっかりとカレーのお味を楽しめました。

やはりカレーはすべて(の味)を解決する。

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、糖類、しょうゆ、デキストリン、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、サイリウム種皮粉末、ポーク調味料、香辛料、チキン調味料)、スープ(豚脂、カレー粉、たまねぎ、小麦粉、でん粉、糖類、オニオンパウダー、香味調味料、マーガリン、ポーク調味料、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、プロセスチーズ、にんじん、脱脂粉乳、香辛料、オニオン調味料、粉末ソース、トマトパウダー、酵母エキス、卵粉)、かやく(フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、ねぎ、にんじん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、乳化剤、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、カラメル色素、かんすい、塩化Mg、pH調整剤、環状オリゴ糖、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンD、香辛料抽出物、酸味料、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

栄養成分(1食86gあたり)

熱量 384kcal
─めん・かやく 332kcal
─スープ 52kcal
たんぱく質 9.8g
脂質 18.6g
炭水化物 50.8g
糖質 43.0g
食物繊維 7.8g
食塩相当量 2.8g
─めん・かやく 1.4g
─スープ 1.4g
ビタミンB1 0.19mg
ビタミンB2 0.24mg
カルシウム 733mg
ビタミンD 6.9μg

どれが一番おすすめ? 糖質、脂質、カロリー...

ここからはカロリー、脂質、糖質などさまざまな目線から比較していきます。

もっともカロリーが低いのは?

『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』でした。272kcalです。なお『PROシーフード』も同じくらいです。

逆にもっとも高カロリーなのは『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー』で384kcalです。

もっとも低糖質なのは?

こちらも『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』で16.2gでした。やはり『PROシーフード』も同じくらいで16.8gです。

もっとも糖質が高いのは『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー』で43.0gです。

もっとも脂質が低いのは?

これは『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD』で、14.2gです。次点が『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』で15.9gした。

もっとも脂質が高いのは『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー』です。まあカレーは仕方ないですね。

もっともおいしいと感じた味は?

個人的な感想となりますが、以下でした。

  • 『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』
  • 『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル』
  • 『カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー』

ただカレーはカロリーや糖質、脂質が高いため、どれかひとつを選ぶとなればシーフードかもしれません。ミルクや豆乳を入れたくなります。

ダイエット中に選ぶなら『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』!

カロリー、糖質、脂質などを見ると『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』が適切に思えます。

原材料などはもうカップラーメンということでスルーしております。

ふたが開くので改良して欲しいです

『カップヌードルPRO』だけを食べ続けるのは当然ですがよくありません。栄養バランスが崩れまくるので、野菜やお魚などプラスしたり、適切に取り入れてくださいね。

『カップヌードルPRO』シリーズはどこで買える?

スーパーやコンビニにも売っていますが、ドラッグストアのほうが品揃えはよかったです。スギ薬局では全種類が置かれていました。Amazon公式サイトからも購入可能です。

<Text&Photo:編集部>

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