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小林陵侑「お互いに信頼」沙羅失格もぶれずに集中

[ 2022年2月8日 11:01 ]

スキージャンプの男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得し、記者会見する小林陵侑
Photo By 共同

北京五輪のノルディックスキー・ジャンプで、男子個人ノーマルヒルの金メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)が8日、河北省張家口のプレスセンターでメダリスト会見に臨み、前日の混合団体1回目で高梨沙羅(25=クラレ)がスーツ規定違反により失格になったことについて言及した。

男子エースの小林陵は日本の"アンカー"として4番目に登場。高梨の失格により参加10カ国中、上位8カ国による2回目進出は絶望的だったが、他国にも失格者が出たこともあり、8位で2回目に進出。小林陵自身も大ジャンプを2本そろえ、惜しくもメダルは逃したが4位入賞を果たした。

アンカーとして責任を感じたか、との問いに小林陵は「なかった」と否定。続けて「僕もそうだが、みんなもお互い信頼し合っていたというか。自分ができる最高のパフォーマンスをという感じだったと思う」と話し、個々がベストパフォーマンスを心掛けて臨んだことを明かした。

前日の試合後には、責任を背負って泣き崩れる高梨をハグで受け止め、精神的なサポートに努めた小林陵。一方で競技中はどんなアクシデントが起きてもぶれない心で自分のジャンプに集中したことで、2本の大ジャンプにつなげた。

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