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スマイルジャパン 1位突破で目標達成も「通過点」 主将のFW大沢ちほ「この4年間メダル目指してきた」

[ 2022年2月8日 21:44 ]

北京五輪女子アイスホッケー1次リーグB組 日本3―2チェコ ( 2022年2月8日 北京 )

<北京五輪女子アイスホッケー1次リーグB組>チェコに勝利し、喜ぶ日本代表「スマイルジャパン」の選手たち(AP)
Photo By AP

史上初の決勝トーナメント進出を決めた世界ランキング6位のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は8日、北京五輪1次リーグB組第4戦で同7位のチェコと対戦。2―2のまま突入した延長戦でも決着つかず。ペナルティーショット・シュートアウトの末に勝利し、同組1位通過を決めた。決勝トーナメント準々決勝ではA組3位と対戦することになった。

主将のFW大沢ちほは試合後「粘り勝ちだったかなと思います。押し込まれる時間も長かったんですけど、自分たちで我慢強く戦って勝ち切れた試合だったので、メダルを狙うためにはすごく大きな1勝だったと思います」とコメント。「メダルを目指して(平昌五輪から)4年間やってきたので、まずは準決勝に進めるように全員で全てを出し切って戦いたいと思います」と意気込んだ。

この日2得点で勝利に貢献したFW床秦留可は「PP(パワープレー)で絶対決めなきゃいけないところで2点決められて良かった。目標としているメダルを獲るには、まず予選リーグで1位にならないといけないと思っていたので、少しはメダルに近づけたのかなと思います」と手応え。

床姉妹の姉のDF床亜矢可は「まずは1位突破という目標が達成できてホッとしてます。どのセットのどの選手が出てきてもゴール前ハードに戦ってくると思っていたので、まずは相手が嫌がるプレーを常に続けようと心がけてました」とコメント。

妹の2点をアシストしたことについては「いいパスじゃなかったんですけど、後ろから入れーーーーーー!!と思って見守ってました」と笑顔。目標の1位突破を決めたが「ここはチーム全体の通過点として思っていて、この4年間絶対メダル獲得するぞっていうことを目標にやってきた。まずはそのスタートラインに立てたとは思う。ここから『惜しかったね』と終わるのではなく、今回この4年間全員で頑張ってきたものを形にしたいです」とメダル獲りを狙う"本気度"を示した。

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